内容説明
官能小説の文章において、擬声語・擬態語(オノマトペ)は格別の世界である。多彩で、情感と迫力があり、面白くて楽しい。斯界の第一人者が七百冊近い作品から採取した用語と用例を収録した、豊穣な日本語の官能世界。コラムと“つぶやき”的コメントを随所に収め、読み物としても楽しめる、画期的なオノマトペ辞典。
目次
女性編(“全身”“上半身”“背中”にかかわるオノマトペ;“肌”“腋”“手”“指”にかかわるオノマトペ;“頭・髪・首”“顔”“目”“鼻”にかかわるオノマトペ;“口唇”“舌”“喉”にかかわるオノマトペ;“乳房”“乳首”“腹・下腹”にかかわるオノマトペ ほか)
男性編(“全身”“頭・顔”“指”にかかわるオノマトペ;“口唇”“舌”“鼻”にかかわるオノマトペ;“腰”“股間”“尻・肛門”にかかわるオノマトペ;“ペニス”“陰嚢・睾丸”にかかわるオノマトペ;“唾液・先走り液”“射精・精液”“交合”にかかわるオノマトペ)
著者等紹介
永田守弘[ナガタモリヒロ]
1933年、東京生まれ。官能小説評論家。半世紀以上にわたって年間約300編の官能小説を読みこなし、新聞、雑誌などに紹介してきたこの分野の第一人者。古今東西のポルノにも精通。2020年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mim42
8
日本語って良いよね。ウェットな語彙の多岐さに唸る。視覚や嗅覚、味覚も良いが、聴覚とそれをテキストにマッピングしたペアは最高に想像力をブーストしてくれる。寧ろ聴覚イメージ→エクリチュールを介して視覚、嗅覚等の他モーダルへの展開や聴覚へのオートエンコード的な差異と反復現象が素晴らしい。2026/07/16
Rikuoh
2
シリーズ2つ目もようやく完読できた。辞典は読んでいてずっと同じことが書いていて結構キツイ。時々コラムがあり、これが唯一の癒しだった。そのコラムに書いていたのだが、映像だと見えない部分の表現を文章ならできるというのは印象的だった。確かに映像なら良くてもSEを付けるくらいだが、オノマトペが使えれば多様な表現ができる。因みにひくひくとヒクヒクが一番用例が多かった。2026/09/03
◯
1
ここまで出典を明記しつつ網羅する熱量、意味ではなく用いられている箇所の引用なのも良い。ところどころに挟まるコラムも観点が良く、この人の官能小説感に、触れてみたい。2025/03/30
Ta283
1
よくぞ、ここまで集めたものです。お腹いっぱい。2025/01/26
辻本 敏久
1
いつか使う時がくるか。2024/11/18




