河出文庫<br> ヘタな人生論より枕草子―美しい生き方ができる大人になるために (新装版)

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河出文庫
ヘタな人生論より枕草子―美しい生き方ができる大人になるために (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309421209
  • NDC分類 914.3
  • Cコード C0195

内容説明

平安のインテリ女性が好き放題につづったエッセイと思いきや、この簡潔な章段を荻野流に読みとくと、権謀術数うずまく宮廷世界で「美しさ」を手放すまいと懸命にあがいた一人の女性の姿が浮かび上がる。「みっともなく、みじめなこと」を忌み、「優雅」のなんたるかを忘れなかった清少納言の美意識から、私たちが学ぶことは多い。

目次

1章 省みる―いるいる“幼稚な”人…でも、本当に彼らを笑えますか(にくきもの―「だらしなさ」と「おおらかさ」は違う;ありがたきもの―「常識だろ」は、もはや通用しない;あぢきなきもの―「自分探し」は自立を遠ざけるばかり;なまめかしきもの―「場合によりけり」は、そんなに難しいか;ねたきもの―幼稚な心で使えば、便利なツールも“凶器”に)
2章 躾ける―“行儀わるい”ふるまいに慣れてしまっていませんか(人ばへするもの―子育ての要諦は、じつはシンプル;うつくしきもの―わが子は「うつくし」だけではないから愛しい;わろきもの―流行り言葉を無自覚に使う前に;したり顔なるもの―にわか成金の見苦しさとは;かたはらいたきもの―上司よ、酔余の醜態にご用心;言ひにくきもの―わが子の“不始末”を始末できない親)
3章 磨く―“意固地”になったまま、足踏みしていませんか(めでたきもの―「抜け道」を当然に思う恐ろしさ;つれづれなぐさむもの―意味もない無愛想は人を鬱屈させる;とりどころなきもの―生まれつき歪んでいる者などいない;うらやましきもの―オンリー・ワンになりたければ…;心もとなきもの―栄光に輝くプロは苦悩を背負う;昔おぼえて不用なるもの―老いゆく自分を、どう受け入れるか;すさまじきもの―どん底を味わったら立ち上がるだけ)
4章 交わる―“独り善がり”のつき合い方で他者を苦しめていませんか(いとほしげなきもの―同情心は「ややこしい」;心ゆくもの―「生」の手触りは、人と人との間にある;心づきなきもの―悪人ではないのに、嫌われる人;人にあなづらるるもの―「いじられる人」は幸いである;にげなきもの―一千年経っても交わらない二人;はづかしきもの―「あなた任せ」ゆえに、女は深読みする;たとしへなきもの―馴れても、なお「をとこ・をとめ」でいられるか)
5章 修める―“余裕がない”ために生き方が浅くなっていませんか(うれしきもの―死中にあって、いかに活を求めるか;胸つぶるるもの―人の心の奥行きに、思いを到らせたい;うちとくまじきもの―善と悪、幸と不幸は、運命で反転する;近くて遠きもの―最後に泣く者と笑う者の「差」とは;たのもしきもの―「実意の人」がいればこそ、人は生きられる)

著者等紹介

荻野文子[オギノアヤコ]
兵庫県西脇市生まれ。上智大学文学部国文科卒。1985年に予備校講師となり代々木ゼミナール、東進ハイスクールなどで「マドンナ先生」として人気を博す。現在、フリー講師として、自作の映像授業を学研プライムゼミにて配信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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かおり

1
久しぶりに本を読みきった❗今年は光の君へを見続けているので、この時代の人物関係や勢力関係が女優さんや俳優さんを思い浮かべながら読むことができて没頭してしまいました☺️学生時代は枕草子をなんて上から目線な文章と思って、あまり好ましく思えなかったけれど、20年近く経って読むと、清少納言も宮中で苦労してたんだなという同情心まで出てきたので、年齢を重ねるって恐ろしいし面白いなと思ってフフフとなりました😊2024/09/25

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