河出文庫<br> ニッポンの正体―漂流する戦後史

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河出文庫
ニッポンの正体―漂流する戦後史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309421032
  • NDC分類 304
  • Cコード C0136

内容説明

戦後体制のグロテスクな歪みは、現在の日本にどのようなかたちで噴出しているのか?アメリカや中国、朝鮮半島との力学、戦前から戦後に貫かれた政治家たちの欲望、そして「2012年体制」と呼ぶべき新たな支配構造―。現代日本の諸問題を、知られざる戦後体制のなかからわかりやすく読み解き、日本の未来を探る。

目次

1 なぜ、日本は朝鮮戦争の終結を望まないのか?―韓国の大統領選が日本に与える影響
2 「核」を欲しがる被爆国―ウクライナ危機の衝撃は続く
3 歴史を私物化する「愛国者」―教育への危険な政治介入
4 差別を撃ち続けた「突破者」の遺志―共同体が崩壊した日本
5 「長期腐敗体制」を解体せよ―2012年体制で沈んでいく日本
6 限界を迎えた戦後体制を清算すべき―明治維新77年~戦後77年で迎えた危機
7 戦中・戦後を貫く岸信介とアジアの蜜月―統一教会問題の源流

著者等紹介

白井聡[シライサトシ]
1977年、東京都生まれ。政治学、社会思想研究者。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。京都精華大学国際文化学部准教授。『永続敗戦論 戦後日本の核心』でいける本大賞、石橋湛山賞、角川財団学芸賞を受賞

高瀬毅[タカセツヨシ]
1955年、長崎県生まれ。被爆二世。ジャーナリスト、ノンフィクション作家。明治大学政治経済学部を卒業後、ラジオ局や出版社勤務を経てフリージャーナリストに。82年、ラジオドキュメンタリー「通り魔の恐怖」で日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞奨励賞、2009年『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』で平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokko

11
単行本からの文庫化。この本を読むまで「デモクラシータイムス」というYouTubeのチャンネルがあることを知らなかった。これをきっかけに、少しずつ動画を試聴している。本からは伝わりにくいこともあったりするので(白井さんが冗談っぽく言っていたり)、本→動画の順番で見たのはよかった。この本を読むと、本当に自分は戦後史を知らなかったとつくづく痛感する。さらに言うと明治維新〜現代までのいわゆるエスタブリッシュの変遷も、もっと知るべきだと思った。2024/07/22

てっちゃん

7
面白かった。特に、朝鮮戦争の終結を望まない日本政府、統一教会の日本への浸透等、とても分かり易く説明されていて、実に興味深かった。2024/08/21

わ!

7
面白い本でした。近代史…特に戦中・戦後の日本の政策を中心に紐解き、そこが現在の日本の政治の諸問題の根源となっているというところへ決着させています。もちろんこの時代の情報に関して私はかなり疎いので、もっと情報の信憑性を確かめてからでないと信じるわけには行きませんが、ただこの本に書かれているような見方ができると言うだけでもとても参考になる一冊だと思います。でも近代史って、なんだか学年末に差し掛かって時間が足りない…と言うような体裁で、本当に学校では習わないですよね。一番重要な歴史だと思うのだけれども…。2024/07/31

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