内容説明
魑魅魍魎、妖怪大博物誌。
目次
児啼爺
青女房
百足
文車妖妃
旧鼠
小豆はかり
置行堀
疱瘡婆
二恨坊の火
溝出〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
234
本書は水木しげるさん版の妖怪百科図鑑といった内容でイラストと文章が各2頁ずつで構成されており第1巻には合計48人の妖怪が掲載されています。文章にはおふざけは一切なく真面目一本鎗ですし、古来からの言い伝えが記された文章を読むと妖怪たちが日本の何処かに本当に実在していても全然おかしくないなと思えてきますね。『五徳猫(ごとくねこ)』囲炉裏とか火鉢のそばに寝そべり人がいなくなると自分で火をおこす「猫又」の一種を「五徳猫」といって恐れた。秋田の久保田城下に中沢某という人がいた。この人は猫好きで五匹も猫を飼っていた。2022/04/18
ポテチ
10
お化けは嫌いなのですが、妖怪には興味があるのです。その土地の迷信などが含んでいて面白い。絵付きで、図鑑を眺めているようで楽しい。2018/10/04
Yoshiyuki Kobuna
7
妖怪の由来来歴。強い戒めと哀愁すら感じさせる姿かたち。こんなにたくさん点々を描くなんて。2019/12/08
つらら@京都_セカンドデスク
3
TikTokで「AIが描いた妖怪の動画」がたびたび出てくるようになり、水木しげるの妖怪デザインは独創的で秀逸だったことを思い返してひさびさに見たくなりました。 子供の時には怖がりながら見ていましたが、大人になると抜群のイマジネーションに感動をおぼえるようになりました!2024/08/15
こた
2
決して今、妖怪ウォッチが流行ってるからとかじゃないが、図書館で見つけて読んでみた。2ページで妖怪について書かれていて、次の2ページは挿し絵になっている。子どものころにゲゲゲの鬼太郎を見てたので、水木先生の絵を見ると安心する(*´∇`*)2014/09/14