内容説明
七歳にして女を口説き、六十歳に至るまで色事にかまけたおした伝説の色好み・世之介の生涯を描いた「好色一代男」。破天荒な男たちによるお遊び満載の珍道中は爆笑必至!井原西鶴が生み出した江戸の浮世草子の名作が、島田雅彦の現代語訳によって鮮やかに息を吹き返す。
著者等紹介
島田雅彦[シマダマサヒコ]
1961年東京都生まれ。83年「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、2008年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞、2016年『虚人の星』で毎日出版文化賞、2020年『君が異端だった頃』で読売文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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