出版社内容情報
破産寸前の地方都市に流れ着いた、ひとりの新米坊主。町の再建を賭け、坊主と4人の天才高校生が暴れ回る、ディストピア青春小説。
内容説明
こんな時代に生まれてきたのが悲しくてたまらないのです―。経済が崩壊し、あきらめムードの漂う地方都市・葦原。破天荒な坊主と四人の天才高校生たちが、自らの夢と故郷の未来を賭けた新プロジェクトに着手する。時代を撃ち抜くディストピア青春小説!
著者等紹介
島田雅彦[シマダマサヒコ]
1961年生まれ。83年、「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビュー。以来、現代文学の中心的存在として第一線を走り続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YH
3
面白かった。政治や廃れていく地方のあり方から、芸能界まで島田さんらしい批判が散りばめられている。特にあまちゃんを彷彿とさせる芸能界の顛末がたまらない。もちろん、藍は橋本愛をイメージして読んだ。2024/04/14
ネルシュン
2
4人の高校生が活躍する島田雅彦の青春?小説、この作家らしいような、らしくないような、ですが、面白く読めました。2023/06/26
3
1
スピード感のある青春小説。2023/03/25
110rion
1
やっぱ、恋を書かせたら天下一品だわ2022/08/28
keycoba
1
☆☆☆☆★2022/08/06