出版社内容情報
ホテルの一室で一人の若い男が死んでいた。所持していた旅行鞄の中には十二神将像の一体が……。名作ミステリ待望の復刊!
内容説明
魔方陣を象った九星花苑で罌粟を栽培し、宴を催す秘密結社。その一員が急死した。傍らには十二神将像の一体が。茶道の貴船家、薬種問屋の最上家、花舗・菓子司の真菅家、精神病理学者飾磨天道、サンスクリット学者淡輪空晶、青蓮寺住持。絡み合う忍恋の行方は、そして十二神将像と花苑の秘密とは―。現代短歌の巨星が遺した絢爛豪華な傑作ミステリ。
著者等紹介
塚本邦雄[ツカモトクニオ]
1920年、滋賀県生まれ。歌人、評論家、小説家。歌誌「玲瓏」主宰。51年第1歌集『水葬物語』でデビュー。三島由紀夫の支持を受ける。以後、岡井隆、寺山修司らと前衛短歌運動を展開し、成功させた。『日本人靈歌』で現代歌人協会賞、『詩歌變』で詩歌文学館賞、『不變律』で迢空賞、『黄金律』で斎藤茂吉短歌文学賞、『魔王』で現代短歌大賞を受賞。2005年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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