出版社内容情報
多様な名字の発生と系譜、家紋の由来と種類、系統ごとの広がりなど、ご先祖につながる名字と家紋の歴史がわかる!
内容説明
十大名字が1割を占め、約29万もの種類がある日本の名字。その発生と系譜、数が多い名字と珍しい名字のいわれ、地域分布から見えてくる意外な事実とは?そして、名字と深いかかわりをもつ家紋の由来や種類、系統ごとの広がりとは?私たちの先祖が大切に受け継いできた「ふたつの象徴」に秘められた歴史をひもといていく。
目次
名字と家紋を知る
日本人に多い名字のいわれ
名字の分布で知る歴史
特定の地域に多い名字
天皇家の名字と家紋
伝統芸能の家元の名字
貴少姓ができた理由
名字が語る日本史
由緒正しい名字とその紋章
紋章の部類分け
神社・寺院の紋章
家紋が語る日本史
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。2019年に明治学院大学教授を定年で退職。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想、文化の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はる坊
14
名字の由来が気になってたので購入。 源氏系や平氏系、藤原系など今の有名な名字はほぼこれに当てはまる。 勝手に知り合いを想像して、脳内で相関図を作ってた。 話のネタになる。2021/04/10
てくてく
4
苗字と名字の違い、著名な家柄の家名の由来、各地域に特に多い名字の解説、そして家紋の説明と、ざっくりした知識を得たい場合に有効な一冊。2021/06/18
bvbo
1
参考に。2024/09/30
Mits
0
名字とか家紋に関する小噺集。あんまり深い本じゃなかったけど、まぁこんなもんでしょ。2021/11/10