河出文庫<br> ペンギンが教えてくれた物理のはなし

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河出文庫
ペンギンが教えてくれた物理のはなし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309417608
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0145

出版社内容情報

動物に記録機器を付ける「バイオロギング」が明かす驚きの姿。第68回毎日出版文化賞受賞作。若き生物学者圧巻のフィールドワーク!

内容説明

ペンギン、アザラシ、クジラにサメにアホウドリ…大自然を生き、その生態が多くの謎に包まれた野生動物たち。彼らに直接記録機器を取り付ける「バイオ(bio=生物)+ロギング(logging=記録)」によって明らかにされた、驚きの姿とは?若き生物学者が七転八倒しながら動物たちの背景にある物理メカニズムを読み解き、進化的な意義に迫る!第68回毎日出版文化賞受賞作。

目次

第1章 渡る―ペンギンが解き明かした回遊の謎(「動物はどこに、何しに行くの?」;ミズナギドリの終わらない夏 ほか)
第2章 泳ぐ―遊泳の技巧はサメに習う(マグロは時速一〇〇キロでは泳がない;薄気味悪いニシオンデンザメ ほか)
第3章 測る―先駆者が磨いた計測の技(バハマの悲劇;最初のひとしずく―生理学の巨人、ショランダー ほか)
第4章 潜る―潜水の極意はアザラシが知っていた(「ぺんぎんは、なんでもぐるのですか?」;ダイビング界の雄、ウェッデルアザラシ ほか)
第5章 飛ぶ―アホウドリが語る飛翔の真実(離島での飛行百景;縦横無尽の機敏性―グンカンドリ ほか)

著者等紹介

渡辺佑基[ワタナベユウキ]
1978年生。国立極地研究所准教授。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。野生動物に小型の記録計を取り付けるバイオロギングという手法で魚類、海鳥、海生哺乳類の生態を調べている。東京大学総長賞、山崎賞受賞。『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』で第68回毎日出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ころこ

35
『進化の法則は北極のサメが知っていた』が素晴らしかったので、こちらも読んでみました。バイオロギングという計測手法は、アルゴシステム、ジオロケータ、ポップアップタグなどを駆使して、これまで観察できなかった生物の生態を明らかにしていきます。実証的な成果により定説が更新されていく様を現場から伝える、理論よりも研究者が悪戦苦闘する生物の観察記の印象を残します。しかし、読者に読んでもらおうとする工夫の一方で、端々から伝わるのは極端な事例における共通点こそ生物にとって重要な要素なのではないかという理論的な裏付けです。2021/08/04

hnzwd

17
ペンギン、サメ、アホウドリ等の動物がの泳いだり、潜ったら、遠くまで渡っていったり、、といった生態について、記録用の小型機器を直接取り付けてデータを使い、どのように観察しているのかを紹介してくれています。従来は推測と観察だけだったものが、活動ログの解析と流体力学等の物理的なアプローチにすることで、実態に迫っている、ってのは納得。マッコウクジラの潜水について、従来の仮説がこの物理的な分析で覆る、ってのもいいな。2022/05/30

やっちん

15
バイオロギングがクソほどの役にも立たないことが分かる。2022/01/18

Amano Kentaro

15
他の本で読んだ内容なので目新しさは無く、著者独自の切り口というほどでもない。 論理が飛躍する箇所が散見されており、課題図書に選ばれたのには理解に苦しむ。2022/01/14

クソバイオロギング

14
クルマ、オシッコ、イッチャッター!!2021/09/01

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