出版社内容情報
東京五輪、最後の戦いへ! シンクロ(現アーティスティックスイミング)に全てを賭けた、日本代表コーチの執念の軌跡を描いた1冊。
内容説明
コーチとして10回目のオリンピックへ!その生い立ちから中国コーチ時代のエピソード、さらには東京オリンピックに向けた決意まで。人となりをよく知る人々への丹念な取材も加えながら、“シンクロ”に人生の全てを賭けた日本代表コーチ・井村雅代の執念の軌跡を描くノンフィクション。加筆の上、文庫化。
目次
第1章 日本復活
第2章 中国へ
第3章 運命のシンクロ
第4章 居場所はどこに
第5章 ロンドン、心ひとつ
第6章 織り成す人生
第7章 リオ~東京
著者等紹介
川名紀美[カワナキミ]
1947年生。70年朝日新聞社入社。大阪本社学芸部、社会部を経て論説委員。社会福祉全般、高齢者や子ども、女性の問題等の分野の社説を担当。09年退社しフリージャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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貧家ピー
6
シンクロ(アーティスティックスイミング)日本代表 井村雅代コーチの中国代表指導前後を中心に 軌跡を描く。東京五輪延期まで加筆されている。 目標からの逆算、選手に対して決してあきらめない指導、公平性を持つ等、スポーツだけでなく、親・上司など指導する立場の人間のそばに置いておきたい一冊。 シンクロに対する愛情が、純粋で強く、今この瞬間にできることに死力を尽くされる方と見受けられる。 北京五輪の最終メンバーからベテラン選手を外す場面、中国選手の水着のスパンコールを日本代表の親が縫い付けた話に感動した。2020/07/09
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