出版社内容情報
日常の癖やしぐさを見直し、身体と心をゆるめるための本。自分をほぐすメソッドも掲載。生きることが心地よくなる身体感覚の磨き方。
内容説明
癖やしぐさなど、日頃の何気ない動きを見直すことで、身体も心もゆるめることができます。心の底=腹の底から湧いてくる力で、心地よく生きる。そのために一番大切な「深い呼吸」へと自らを導くための整体入門。日々のストレスを自分でほぐす16のメソッドもイラスト図解で収録。一生使える、身体感覚の磨き方。
目次
序章 はじめての整体(整体は何の役に立つ?;整体の目的って? ほか)
第1章 いい笑顔も集中も、お腹の底から湧いてくる(勉強するとなぜ疲れるのか?;集中の第1ステージ ほか)
第2章 自前の「体調アプリ」を使ってみよう(身体が楽になるしぐさ;緊張を和らげる「まばたき」 ほか)
第3章 身にしみて分かる心の悩みと身体とのつながり(悩みを聴いてもらうと楽になるのに、聴く時はなぜ疲れるのか?;悩みを話す人・聴く人の間の程良い距離感とは? ほか)
第4章 整体で読み替える「生きるための技術」(人それぞれの身体感覚;何事も「真正面から向き合う」べきなのか? ほか)
著者等紹介
片山洋次郎[カタヤマヨウジロウ]
1950年川崎市生まれ。東京大学教養学部中退。現在、身がまま整体気響会を主宰。「野口整体」の思想に触発されながら、独自の整体法の技術を創り上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ろここ
16
生きるの苦しい時に目についたのでそのまま買ってしまったが、14歳ぐらいに向けて書いているシリーズの一冊らしい。 整体という術だけではなく、身体の動きや機能を理解するのに適していた。私の体が鈍感なのか、メソッドをやってみても書かれているような変化が感じにくかった。読むタイミングが合わなかったのかも。また読み直したいと思う。2021/04/16
もちもちかめ
13
野口整体術の流れの本。気の話や、身体の因果関係の基礎。なかなか興味深く面白い。野口さんの本をバッと初めに読んだとき、めちゃくちゃ胡散臭さ漂い途中下車したのだけど、これは面白い。後ろの方の処世術につなげたところはまだ尚早な気が。本人たちは胡散臭さをあまり自覚してないんだなと思った。耳の後ろの筋肉をそっと触ると、目を閉じたり開けたりするときそれが動くのを感じますね?いや、感じないけど。もっと痩せないと。つぼの押し方をもっと教えてほしいので、もう少し整体の勉強したい。2021/12/28
Artemis
12
なんでもできないことは当たり前。そんな自分も受け入れる、自分中心にいかないことがほとんどだと理解する。思い通りにならないことも受け入れ力が抜けると体も生き方も楽になる。 整体の話だけど心構えの話。2023/10/06
きのこ
6
体調がどうもパッとせず本も読めないので身体をいたわる方法を求めて読んでみたが……。確かに自分でできるあれこれも書いてはあるのだけれど。やさしい語り口で読みやすいのだけれど。うーん、たまにテンポとか性格がいまいち合わない本というのがあり、それみたい。ごめんなさい。2020/12/01
Asakura Arata
5
「身がまま」を基本にして、呼吸を深くする。森田療法の「あるがまま」に通じるな。2020/01/30