出版社内容情報
生命科学史にきらめく成果をあげた研究者18名の、若干むちゃくちゃで、しかし見事な人生を、日本で最もおもろい生命科学者が解説!
内容説明
あっぱれ!と思わず唸らされるような、歴史に名を残す成果をあげた科学者たち。彼らは、どれくらいすごいのか。いま日本で最もおもろい生命科学者が、18名の研究者を選りすぐり、その独創的で、むちゃくちゃで、けれども見事な人生と研究内容を解説する。文庫版特典「『超二流』研究者の自叙伝」も必読。
目次
第1章 波瀾万丈に生きる(野口英世―一個の男子か不徳義漢か;クレイグ・ベンター―闘うに足る理由;アルバート・セント=ジェルジ―あとは人生をもてあます異星人;ルドルフ・ウィルヒョウ―超人・巨人・全人)
第2章 多才に生きる(ジョン・ハンター―マッドサイエンティスト×外科医;トーマス・ヤング―“Polymath”多才の人;森鴎外(林太郎)―石見ノ人、脚気論争
シーモア・ベンザー―「オッカムの城」の建設者)
第3章 ストイックに生きる(アレキシス・カレル―「奇跡」の天才医学者;オズワルド・エイブリー―大器晩成ザ・プロフェッサー;サルバドール・E・ルリア―あまりにまっとうな科学者の鑑;ロザリンド・フランクリン―「伝説」の女科学者;吉田富三―鏡頭の思想家)
第4章 あるがままに生きる(リタ・レーヴィ=モンタルチーニ―ライフ・イズ・ビューティフル;マックス・デルブリュック―ゲームの達人 科学版;フランソワ・ジャコブとジャン・ドーセ―フレンチ・サイエンティスツ;北里柴三郎―本邦最高の医学者)
番外編 読まずに死ねるか!
文庫版特典 「超二流」研究者の自叙伝
著者等紹介
仲野徹[ナカノトオル]
1957年大阪生まれ。大阪大学医学部卒業後、内科医から研究者に。ヨーロッパ分子生物学研究所、京都大学等を経て、大阪大学大学院医学系研究科教授。専攻は生命科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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