出版社内容情報
頭の雑音が、ぴたりと止む。ブレない心をつくる38の禅の習慣。悩みに振り回されず、幸せに生きるための智慧を紹介。
枡野 俊明[マスノ シュンミョウ]
著・文・その他
内容説明
日々の悩みにとらわれず、心を穏やかに保つ。そして、自分の生き方を極める。禅では、その方法を説いています。欲や執着で見えなくなった本当の自分を発見すれば、悩みに振り回されず、幸せに生きることができるでしょう。ざわつく心を鎮める禅の智慧、誰でもできる坐禅の組み方を紹介。今日から役立つケーススタディも収録。
目次
第1章 なぜ「悩み」が生じるのか?(人はどんな時に悩むのか;お釈迦様は悩まなかったのか? ほか)
第2章 「悩まない人」になる禅の習慣38(悩まない心;悩まない体 ほか)
第3章 ケーススタディ 悩みを消し去る禅の作法(人間関係での悩み;お金の悩み ほか)
第4章 人生が好転する「悩まない生き方」(悩みのない毎日はすがすがしい;「決める力」が運をはこぶ ほか)
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。禅の庭の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきこ
25
前半はなぜ人は悩むのかというお話、中盤からは「悩まない人」になるための方法やケーススタディなど実践的な内容となっており、生きていくうえでとても役に立つ一冊でした。「私たちは、生まれて、生きて、死ぬ。ただそれだけの存在」ということを胸に留め、できるだけシンプルに、「今」を大切に生きていきたいと感じました。寝る前に寝ながらできる「仰臥禅」を実践し始めました。2020/04/06
なななな
14
桝野俊明さん(無学なため「さん」づけが失礼でしたら申し訳ありません)の本は、いつも読んでスッキリさせてもらえます。生き方をシンプルに考える、座右の銘となる本の1冊だと思います。2019/07/09
テツ
13
今この瞬間にだけ全ての力を込めれば過去も未来も消失し悩みも苦しみも雲散霧消する。自分の抱える耐え難い重さは全て自分自身が創り上げた幻のようなもの。解き放たれるために難しい儀式などいらない。ただ生まれて死んでいくだけの人生の中で、少しばかり険しい山や谷があったとしても何とも思う必要などない。自分という存在が終わる瞬間が訪れるまでにやってくる全ての事柄を諦観の微笑みと共に見つめる覚悟さえできたのなら、穏やかに静かに日々が優しく過ぎ去っていく。2021/09/12
akamurasaki
3
日常生活での禅の取り入れ方や座禅の実践方法など、すぐにでもチャレンジできそうな内容で、できることから試してみたいと思いました。悩みは誰にでもあるけど悩んでも仕方ないことで悩むのはやめましょうということでしょうか。椅子座禅というのがあるのは知りませんでしたが、これなら日常生活にも取り入れやすそうです。2019/01/01
ヨシ
2
文書化によせて、の部分から心に沁みました。くよくよせずに、今を生きる。2019/02/16
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