出版社内容情報
私立探偵・法水麟太郎は、死の商人・瀬高十八郎の魔の手から、謎の「鉄仮面」を救出できるのか。『黒死館殺人事件』の作家の傑作。
内容説明
乱歩、澁澤龍彦も絶讃した、本邦三大ミステリのひとつ『黒死館殺人事件』の小栗虫太郎、もう一方の代表作。九州某所に幽閉された謎の鉄仮面とは何者か?私立探偵・法水麟太郎は死の商人・瀬高十八郎の魔の手から彼を救い出せるのか。帝都を襲ったペストの陰の陰謀に挑む、ペダンチックな冒険伝奇探偵小説。KAWADEノスタルジック探偵・怪奇・幻想シリーズ。
著者等紹介
小栗虫太郎[オグリムシタロウ]
1901年、東京生まれ。推理小説作家、秘境冒険小説作家。京華中学校卒業後、会社員を経て印刷業を始めた後、小説をこころざす。「完全犯罪」が認められ、探偵小説文壇デビュー。雑誌『新青年』『オール讀物』『モダン日本』などに異色作・意欲作を発表した。1946年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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