出版社内容情報
いつも満たされない。自分の殻に閉じこもってしまう。閉塞的な現代でどうすれば「私」だけの人生を躍動的に生きることができるのか。
上田 紀行[ウエダ ノリユキ]
1958年生まれ。東京大学大学院博士課程を修了。東京工業大学教授。専門は文化人類学、現代文明論。「癒し」などをキーワードに現代社会を問い続けている。著書に『生きる意味』『スリランカの悪魔祓い』など。
内容説明
私たち自身と地球の「いのち」がいま共に病み危機に瀕している。その危機は何によってもたらされているのか。いかにして乗り越えていくことができるのか。孤独でも無力でもないかけがえのない「私」を取り戻せ!「癒し」の研究者が自らの体験を通して熱烈に綴り、自ずと読み継がれてきた名著。心身が覚醒し新たな生命力が湧き出てくる。
目次
第1章 何かがおかしい
第2章 殻をかぶった私
第3章 「気づき」がやってくるとき
第4章 開かれた私
第5章 殻をかぶった集団
第6章 私と地球の病気を癒す
第7章 いまネットワークが動きだす
著者等紹介
上田紀行[ウエダノリユキ]
1958年、東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文化人類学者、医学博士。東京工業大学教授。リベラルアーツ研究教育院長。86年よりスリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後「癒し」の観点を最も早くから提示し、生きる意味を見失った現代社会への提言を続けている。日本仏教の再生に向けての運動にも取り組み、2005年にはスタンフォード大学仏教学研究所フェローとして講義を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やなせトモロヲ