河出文庫<br> 覚醒のネットワーク

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河出文庫
覚醒のネットワーク

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  • サイズ 文庫判/ページ数 260p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309414959
  • NDC分類 160.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

いつも満たされない。自分の殻に閉じこもってしまう。閉塞的な現代でどうすれば「私」だけの人生を躍動的に生きることができるのか。

上田 紀行[ウエダ ノリユキ]
1958年生まれ。東京大学大学院博士課程を修了。東京工業大学教授。専門は文化人類学、現代文明論。「癒し」などをキーワードに現代社会を問い続けている。著書に『生きる意味』『スリランカの悪魔祓い』など。

内容説明

私たち自身と地球の「いのち」がいま共に病み危機に瀕している。その危機は何によってもたらされているのか。いかにして乗り越えていくことができるのか。孤独でも無力でもないかけがえのない「私」を取り戻せ!「癒し」の研究者が自らの体験を通して熱烈に綴り、自ずと読み継がれてきた名著。心身が覚醒し新たな生命力が湧き出てくる。

目次

第1章 何かがおかしい
第2章 殻をかぶった私
第3章 「気づき」がやってくるとき
第4章 開かれた私
第5章 殻をかぶった集団
第6章 私と地球の病気を癒す
第7章 いまネットワークが動きだす

著者等紹介

上田紀行[ウエダノリユキ]
1958年、東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文化人類学者、医学博士。東京工業大学教授。リベラルアーツ研究教育院長。86年よりスリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後「癒し」の観点を最も早くから提示し、生きる意味を見失った現代社会への提言を続けている。日本仏教の再生に向けての運動にも取り組み、2005年にはスタンフォード大学仏教学研究所フェローとして講義を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rakuda

1
殻をかぶることが当然であり必然となっている自分や今の社会から抜け出ることは現実的にはなかなか難しいかもしれないが、とりあえず「人のせいにしない」、「いま、ここで」ということは忘れずにいたいと思う。 2020/04/02

おおっぴら

1
大半の人の喜びは他者との差異によって感じられる的な表現になるほどと思いました。が、それが紛争、戦争を元凶とし差異による喜びを得ようとする感覚を無くすのが正解と論ずるのはちょっと同意できない。という論調が前半部。自分の感覚と異なるが興味深く読めた。後半部は宗教的な領域に入ってしまいついてゆけず流し読みしてしました。2019/07/05

グリン

1
「深層の身体のつながりの中では自分がエネルギーの出し惜しみをしなければ、そのエネルギーは倍になってまた戻ってきます。」これって、自然に対して、心をオープンにしたとき、日ごろ私が感じていることと同じだと思ったよ。 「外部の権威に自らを委ねる(おすがりする)ことのない究極の主体性(自立))を確立する」こっちは、まだまだ難しいな。人生の目標かなって気がします。2017/01/03

jyocho_hiseisan

0
うむ、うーん、お守り本な感じ、最近上田紀行とか斎藤環あたりリテラシーの必要なスピ本に思えてきた2020/04/10

やなせトモロヲ

0
★★★2017/07/12

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