出版社内容情報
2017?NHK大河ドラマの主人公直虎と、信長の叔母、立花宗茂の妻、光秀の妻ら、戦国の女城主14人の生涯を描く。
楠戸 義昭[クスド ヨシアキ]
1940年、和歌山生まれ。毎日新聞社編集委員を経て歴史作家。著書に『お江』『戦国 名城の姫たち』『城と姫』など。
感想・レビュー
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カズザク
2
弱肉強食の戦国時代。実際に戦場で戦う男性は勿論の事、女性も強くなければならなかった時代。女性も武芸に兵法を学び、いざ籠城となった時には、武器を片手に一緒に戦う‥大変な時代である。夫の城主が、運悪く戦いに敗れ命を落として‥後継者となる男性が、運悪く存在しない‥そんな時には、女戦国大名・女城主も登場である。流石は戦国時代、女性も逞しい。いや、男性以上に逞しい。しかも、女性らしい気配り・目配りが出来るから、男性以上に部下や領民から信頼・評価も高い。弱肉強食の時代だったからこそ、女性も含め実力主義だったんだと思う2025/03/09