内容説明
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本書は、大学初年級程度の読者が、量子力学の筋道をできるだけ正確に理解できるような自習書として書かれた書で、長年に亘って、「量子論」の定番書として位置づけられてきた、大変定評のあるロングセラーの教科書・参考書の新装版である。
この新装版では、例題の解答の文末や少し高度な話の冒頭にはアイコンを入れて、本文との違いが視覚的にもわかるように手を加えた。内容については、ほぼ改訂時のままとした上で、誤植や用語の不統一の修正を行った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shin_ash
6
何か適当にゴマかす時に持ち出されるのが生成AIと量子力学である様な印象がある。なので、一度どう言うものか知りたいと思うものの、厳しそうな雰囲気にどうしたものかと躊躇してしまう。優しそうな入門書を選んだつもりが開けてビックリと言うのもよくある。本書もそれなりの難易度なので完全に理解できたとは言えないものの、量子論とはこう言うものかと言うレベルでは理解できた様な気がする。そう言う意味では本書はアタリであった。場というのがピンと来ていなかったが、何となくでもイメージできる様になった様な気がする。読んで良かった。2025/08/20
