出版社内容情報
未完のモナ・リザの謎解きを通して、あなたも“画家の眼”になれる究極の名画鑑賞術。「たけしの新・世界七不思議大百科」でも紹介!
【著者紹介】
1952年生まれ。多摩美術大学教授。伝統版画技法「合羽刷」の数少ない継承者。著書に『名画の暗号』『絶頂美術館』など多数。「日曜美術館」「世界一受けたい授業」など美術関連番組も多数、企画・出演。
内容説明
絵画史上、最高傑作と名高い『モナ・リザ』。晩年のダ・ヴィンチが手を加え続けたこの未完の名画には、どんな仕掛けが、隠されているのか!?斜めに交差して配置された不機嫌な表情と柔和な表情。画家の署名代わりに描かれた胸元の紋様。そして最大の謎、モデル問題…一枚の名画を読み解くことを通して、究極の鑑賞眼である“画家の眼”が手に入れられる!愛人の美少年による『モナ・リザ』売却事件など、新事実も満載の決定版。
目次
『モナ・リザ』その画面の謎―名画の見どころ、構図の魔術、秘密の署名
無感動の謎―名画の証としての無感動 美的感動の不可逆反応
モデルの正体―解明された美術史上最大のミステリー
盗まれた世紀の名画―フィレンツェで描かれた名画がパリにある理由
未完成の『モナ・リザ』―画家の眼で見るために
美少年サライの謎―少年愛のフィレンツェ、聖母マリアの面影
無学の天才―万能の画家が不遇に終った理由
タッチを読み解く―宮廷美学としてのさりげなさ 天才の証としての筆づかい
風景画の誕生―フィレンツェ・ルネッサンス散策のために
人物画の登場―メダルから肖像画へ 顔の向きが意味するもの
ルネッサンスの薄暮―バロックの闇 印象派の光
微笑の謎―『モナ・リザ』は、なぜ微笑み続けているのか!?
著者等紹介
西岡文彦[ニシオカフミヒコ]
1952年生まれ。多摩美術大学教授。版画家。柳宗悦門下の森義利に入門、伝統版画技法の継承者となる。そのユニークな著作によって、名画の謎解きブームを引き起こし、今日の美術書や美術番組のスタンダードを確立した第一人者として知られる。テレビ番組の企画・出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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