河出文庫<br> 野良猫ケンさん

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河出文庫
野良猫ケンさん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 211p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309413709
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

愛猫アブサンの死から15年。作家の庭には、外猫たちが訪れるようになった。猫たちとの交流を通し、生と老いを見据える感動作!

【著者紹介】
1940年東京生まれ。慶応大学文学部卒業。『時代屋の女房』で直木賞、『鎌倉のおばさん』で泉鏡花賞受賞。著書に『アブサン物語』『幸田文のマッチ箱』『淳之介流』『帝国ホテルの不思議』『野良猫ケンさん』等。

内容説明

一緒に暮らせそうもない、ケンカ三昧の極道野良に作家はこよなく魅入られていった―。愛猫アブサンの死から十五年。作家の庭には、常連の猫たちが勝手気ままに訪れるようになった。レオン、シャララン、ツバキ、そしてケンさん。猫たちとのつきあいの日々を通し、ありのままの生と老いの宿命を見据える感動のエッセイ!

目次

袖萩の時代
ケンさんの登場
アブサンものがたり
外猫という智恵の領域
吾輩は外猫である
レオンのモンロー・ウォーク
シャラランの受難
ケンさん篭猫となる
椿姫と椿三十郎
嫉妬あそび
ケンさん犬小屋に入る
カンニング的余り風
ケンさんの結界
逆転の構図
深傷と鼾
フェイド・アウト

著者等紹介

村松友視[ムラマツトモミ]
1940年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

深沢商店

8
飼い猫のアブサン、そして庭に遊びにくる猫たちを、ただひたすらに猫好きの視線でつづったエッセイ。目の前にいる猫の姿はもちろん、いない間に徘徊している猫への想像、猫同士のヒエラルキー、作者夫婦とのふれあい等々、とにかく猫についてだけの内容だけど、飽きさせないどころか、とても楽しく読み続けられます。飼い猫のアブサンにフォーカスした「アブサン物語」のほうが先に書かれており、是非そちらも読んでみたい。2016/07/24

sidmar arai

1
家族同然にかわいがった愛猫のアブサン。その猫とは別に庭を開放して外からくる猫にも餌を与えていた筆者。この庭の世界がまるで歴史絵巻のように様々な猫が現れては去っていく。 この中に常に権勢を振るって闘いに明け暮れるケンさんがいた。ドス一本で闘う高倉健のように気高く強いケンさんの美学に痺れる。2015/05/24

花凛

0
猫を擬人化したがるのは人のサガか…ケンさんの江戸っ子みたいな口調が面白い。2017/02/20

sara

0
外猫との付き合い方がすごい2015/12/09

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