出版社内容情報
サンカ作家三角寛の代表作。戦前刊行の『山窩血笑記』より、現在読めないものを精選。初期三角が描くピュアな世界。
【著者紹介】
1903-1971。作家、サンカ研究者。「怪奇の山窩」などで山窩小説を開拓、斯界の第一人者となる。
内容説明
縦横無尽に駆ける。その秘密の扉と掟をすべて開く。
目次
瞽女姫お美代
雲の上の裸女
色師の筆
緑蔭の漂浪者―武蔵野の山窩系図
多摩の英麿
月夜見山のお雪
軍曹の新八閣下
著者等紹介
三角寛[ミスミカン]
1903年、大分県生まれ。本名・三浦守。作家、サンカ研究家。1926年、朝日新聞社入社、説教強盗の報道で話題になる。『夫人サロン』の連載「昭和毒婦伝」で文壇デビュー。62年、「山窩社会の研究」で東洋大学より文学博士号を受ける。71年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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