出版社内容情報
日本でイノベーションが起きない根本原因は、起業の数が圧倒的に少ないことに求められる。ではなぜ、硬直化した大企業が幅を利かせ続けるのか? ベテラン知日派ジャーナリストが多彩なデータや若手起業家たちへの取材から徹底分析し、日本経済復活の道を示す
内容説明
知日派ジャーナリストが見抜いたこの国の構造と、経済復活への道とは?
目次
一世代に一度のチャンス
第一部 日本における起業家精神の興隆と衰退(起業家精神―高揚から硬直へ;デジタル世界のアナログなマインドセット)
第二部 日本の回復にはガゼルがもっと必要(生産性革命の必要性;大企業病―ゴリラが目に入らない ほか)
第三部 起業家になるのは誰か?(リスク回避の文化か、それともリスク対リターンか?;起業家にならない人たち ほか)
第四部 ガゼルの成長を阻む障壁を克服する(人材採用の障壁の克服;デジタル・ディバイドと研究開発不足の克服 ほか)
第五部 改革の政治学(日本の戦後政治経済の価値観;フレクシキュリティ―第三の道 ほか)
著者等紹介
カッツ,リチャード[カッツ,リチャード] [Katz,Richard]
日本経済および日米関係を専門とするジャーナリスト。「週刊東洋経済」特約記者(在ニューヨーク)。ニューヨーク大学で経済学の修士号を取得。日本に関する月刊ニュースレター「The Oriental Economist Report」を20年にわたり発行、現在はブログ「Japan Economy Watch」を運営。カーネギー国際問題倫理評議会の元シニアフェロー
田中恵理香[タナカエリカ]
東京外国語大学英米語学科卒、ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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