「失われた30年」に誰がした―日本経済の分岐点

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「失われた30年」に誰がした―日本経済の分岐点

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  • サイズ 46判/ページ数 488p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152104168
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

日本でイノベーションが起きない根本原因は、起業の数が圧倒的に少ないことに求められる。ではなぜ、硬直化した大企業が幅を利かせ続けるのか? ベテラン知日派ジャーナリストが多彩なデータや若手起業家たちへの取材から徹底分析し、日本経済復活の道を示す

内容説明

知日派ジャーナリストが見抜いたこの国の構造と、経済復活への道とは?

目次

一世代に一度のチャンス
第一部 日本における起業家精神の興隆と衰退(起業家精神―高揚から硬直へ;デジタル世界のアナログなマインドセット)
第二部 日本の回復にはガゼルがもっと必要(生産性革命の必要性;大企業病―ゴリラが目に入らない ほか)
第三部 起業家になるのは誰か?(リスク回避の文化か、それともリスク対リターンか?;起業家にならない人たち ほか)
第四部 ガゼルの成長を阻む障壁を克服する(人材採用の障壁の克服;デジタル・ディバイドと研究開発不足の克服 ほか)
第五部 改革の政治学(日本の戦後政治経済の価値観;フレクシキュリティ―第三の道 ほか)

著者等紹介

カッツ,リチャード[カッツ,リチャード] [Katz,Richard]
日本経済および日米関係を専門とするジャーナリスト。「週刊東洋経済」特約記者(在ニューヨーク)。ニューヨーク大学で経済学の修士号を取得。日本に関する月刊ニュースレター「The Oriental Economist Report」を20年にわたり発行、現在はブログ「Japan Economy Watch」を運営。カーネギー国際問題倫理評議会の元シニアフェロー

田中恵理香[タナカエリカ]
東京外国語大学英米語学科卒、ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ossan12345

11
貧しさが貧しさを生む悪循環なのではないか。筆者の言うようにかつては日本にも世界を圧倒するイノベーションやアイデアがあった。今はチャレンジに失敗したときのリスクが大き過ぎる、それは敗者に厳しいというよりも、敗者を応援する余裕がなくなったのだろう。加えて少子高齢化の影響、これを軽視し過ぎだ、筆者にすら見えていないように思われる。渋谷ビットバレーの話題もあったが、将来に希望を抱かせるのは首都圏のごく一部だ、関西もダメ。とにかく地方に人がいない、金が回らない。分岐点はとっくの昔に通過してしまったかもしれない。2025/05/06

まゆまゆ

10
戦後の経済成長はリスクをとる多くの起業家たちによって達成された。その後現状維持マインドが日本経済で支配的になり、バブル崩壊とともにリスクをとりにくい環境が続いたことが、現在まで続く低成長経済社会の原因である。デジタル社会の到来により高い生産性を発揮できる下地がある今こそ、起業家がリスクをとるための後押しや制度改正が必要である、と。2025/06/12

Go Extreme

2
一世代に一度のチャンス 高揚から硬直へ ガゼルとエレファント 大企業病 過去の成功体験への固執 デジタル世界のアナログなマインドセット 生産性革命の必要性 ゴリラが目に入らない 失われた機会の物語 ゾンビ企業の延命 政治の足かせ 減点主義という病 最小効率規模 女性の排除 リスクテイクの文化 コミュニティの力 終身雇用という呪縛 保証人の壁 セーフティネットの欠如 系列という鎖 ブルーオーシャン戦略 トランスプラント効果 創造的破壊への抵抗 ポピュリズムという誘惑 既得権益との闘い2025/04/16

アルミの鉄鍋

1
★3 日本政府もエレファント企業なんだなぁと読んでて思った。選挙前に読んじゃって色々と考えるところが出て来てしまった。政策に誤りがあっても新たに次への挑戦がしにくい社会に成り立ってしまってるんだなぁ…2025/07/16

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