出版社内容情報
「ドラえもん」「笑ゥせぇるすまん」を生み出した「2人で1人のマンガ家」が、かつていた……本格的藤子論。特別寄稿:藤子不二雄A
【著者紹介】
1953-2006年。熊本県生まれ。漫画批評家。長年にわたりコミックマーケット代表を務める。『藤子不二雄論』にて第26回日本児童文学学会賞受賞。著書に戦後マンガ史三部作、『アメリカB級グッズ道』ほか。編書に『マンガ批評宣言』『別冊太陽発禁本』ほか。
内容説明
藤子不二雄―「ドラえもん」「忍者ハットリくん」など数々の名作を生み出してきた「二人で一人のマンガ家」は、一九八七年末にコンビを解消。藤子・F・不二雄と藤子不二雄Aとして新たなまんが道を歩み始めた。戦後マンガ史に輝く二つの才能の秘密を詳細に読み解いてゆく、初の本格的藤子論。
目次
第1部 FとAの時宇宙(テキストとしての「まんが道」―「天使の玉ちゃん」「UTOPIA最後の世界大戦」;投稿・新人時代のFとA―『漫画少年』;トキワ荘時代のFとA―「タップタップのぼうけん」「わが名はXくん」;新たなるスタート―「海の王子」 ほか)
第2部 FとAの内宇宙(F+A=;FvsA;FとAの方程式)
著者等紹介
米沢嘉博[ヨネザワヨシヒロ]
1953‐2006年。熊本県生まれ。マンガ評論家。コミックマーケット準備会元代表。『別冊太陽発禁本』で第21回日本出版学会学会賞、『藤子不二雄論』で第26回日本児童文学学会賞を受賞。没後、第38回星雲賞特別賞、『戦後エロマンガ史』で第24回大衆文学研究賞、また、マンガ研究の基礎資料の収集と評論活動などの幅広い業績に対して第14回手塚治虫文化賞特別賞を受賞。09年、米沢嘉博記念図書館が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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