河出文庫<br> 藤子不二雄論―FとAの方程式

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河出文庫
藤子不二雄論―FとAの方程式

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  • サイズ 文庫判/ページ数 357p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309412825
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

「ドラえもん」「笑ゥせぇるすまん」を生み出した「2人で1人のマンガ家」が、かつていた……本格的藤子論。特別寄稿:藤子不二雄A

【著者紹介】
1953-2006年。熊本県生まれ。漫画批評家。長年にわたりコミックマーケット代表を務める。『藤子不二雄論』にて第26回日本児童文学学会賞受賞。著書に戦後マンガ史三部作、『アメリカB級グッズ道』ほか。編書に『マンガ批評宣言』『別冊太陽発禁本』ほか。

内容説明

藤子不二雄―「ドラえもん」「忍者ハットリくん」など数々の名作を生み出してきた「二人で一人のマンガ家」は、一九八七年末にコンビを解消。藤子・F・不二雄と藤子不二雄Aとして新たなまんが道を歩み始めた。戦後マンガ史に輝く二つの才能の秘密を詳細に読み解いてゆく、初の本格的藤子論。

目次

第1部 FとAの時宇宙(テキストとしての「まんが道」―「天使の玉ちゃん」「UTOPIA最後の世界大戦」;投稿・新人時代のFとA―『漫画少年』;トキワ荘時代のFとA―「タップタップのぼうけん」「わが名はXくん」;新たなるスタート―「海の王子」 ほか)
第2部 FとAの内宇宙(F+A=;FvsA;FとAの方程式)

著者等紹介

米沢嘉博[ヨネザワヨシヒロ]
1953‐2006年。熊本県生まれ。マンガ評論家。コミックマーケット準備会元代表。『別冊太陽発禁本』で第21回日本出版学会学会賞、『藤子不二雄論』で第26回日本児童文学学会賞を受賞。没後、第38回星雲賞特別賞、『戦後エロマンガ史』で第24回大衆文学研究賞、また、マンガ研究の基礎資料の収集と評論活動などの幅広い業績に対して第14回手塚治虫文化賞特別賞を受賞。09年、米沢嘉博記念図書館が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

アナクマ

31
各々の作品を丁寧に追いかける第1部はボリューム満点。◉9-12章_ 69年ごろ。劇画勢力の隆盛(少し下って特撮やロボットアニメ等)。Fのフェイバリット「21エモン」や、Aの「怪物くん」は藤子不二雄の終焉にみえたが「マンガにおける発明」ドラえもんはこの後。◉両者のSF・奇想モノの衝撃/魅力はドラえもん以上でした。その作品群はFとAの分岐ガイドに。Fの命題は「子どもの心を持ち続けたまま生きていくことができるか」。一方、Aは「マニアや精神的に弱い人々へのまなざしを持ち続け」た。◉「藤子不二雄」論は2部へ続く。2021/06/19

akihiko810/アカウント移行中

22
藤子不二雄(FとA)の作品を、年代順に考察。印象度B+  藤子作品は、Fの短編とAの「まんが道」をちまちま読んでるくらいだが、まんが道が滅法面白いので読んでみた。「まんが道」で描かれている、初期の合作漫画って、今は復刻されてないことをはじめて知った。手塚マンガがほぼ全部復刊されてるのとは違うんだなー。藤子AはFと比べて評価が小さいが、二人とも偉大な仕事をしてるのだとわかった2021/09/13

とし

17
軽い本かと思いきや本格的な藤子不二雄論。マンガ評論家である米沢さんが書いたので、ややマニアックでありながら面白かったです。ドラえもん、忍者ハットリくん、オバQ、怪物くん等、小学生時代に馴染みのある作品を世に出した藤子不二雄。国民的なマンガ家であり続けるには、時代の流れなどあり苦悩が描かれていました。2人で藤子不二雄でしたが、80年代末にコンビ解消しそれぞれの道をあゆみました。作風やマンガの根底にある哲学についてのFとAの違いを対比させて書いてあるところが面白かったです。また巻末の総合リストも良かったです。2016/01/03

ジロリン

15
「白い藤子」、「黒い藤子」という表現が2人の作風を画・ストーリーの両方を一言で言い表しているのが、さすが。「海の王子」が「白」の正義と「黒」の悪との戦いだからこそヒットとなった、という論も非常にわかりやすい。そして同じ地平を目指しながら、常に違う方法論で、お互いが補完しあっていたからこその「2人で1人の藤子不二雄」だった…という結論でいいのかな(笑)。スタジオ・ゼロ時代の「オバQ」で、石森章太郎はその華麗なペンタッチで全部を石森のマンガにしてしまう、という検証が一番面白かったりして。2014/04/23

スプリント

14
藤子不二雄の作品歴を知りたかったので最適でした。著者の藤子不二雄論も説得力があります。漫画好きで稀代の名コンビではありますが、作風がまったく違う二人が名作を次から次へと生み出したことは奇跡だと思います。2019/06/30

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