河出文庫
アァルトの椅子と小さな家

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  • サイズ 文庫判/ページ数 173p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309412412
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

コルビュジェの家を訪ねてスイスへ。家庭的な雰囲気を求めてフランス田舎町へ――イラスト、写真も手がける人気著者の旅のスタイル!

【著者紹介】
1954年東京生まれ。上智大学フランス語学科卒業後、料理スタイリストに。写真、イラスト、文章まで自ら手掛け、シンプルで洒落たレシピや暮らしまわりのものごとを紹介する雰囲気ある本造りでも支持されている。

内容説明

コルビュジェの建てた家を訪ねてスイスへ。暮らしに溶け込む、モダンなデザインのテキスタイルや家具を探して北欧へ。とびきりの朝食と窓から眺められる庭、家庭的な雰囲気を求めてフランスの田舎町の小さなホテルへ―イラスト、写真、レシピまで手がける人気の著者の、気ままな旅のスタイルが満載!本を手に、旅に出たくなる一冊。

目次

こんなホテルの朝食があったらいい
旅の荷物
朝のチーズ
銀のポットと銀のバターナイフ
ジャムを探し歩いて
バスク地方の薪焼きパン
ペリゴールの市場
ペリゴールのホテルの自家製パン
ニースの市場近くのお昼
お土産のキッチンクロス〔ほか〕

著者等紹介

堀井和子[ホリイカズコ]
1954年、東京生まれ。上智大学フランス語学科卒業。料理好きが高じて、料理スタイリストに。84年から3年間、夫の仕事でニューヨーク郊外に暮らす。帰国後はシンプルで洒落たレシピや暮らしまわりのものごとを紹介。写真、イラスト、エッセイまで自ら手掛ける、雰囲気ある本作りでも支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

emi

47
贅沢な旅は人によって違うのだろうけど、この人の旅はかなり贅沢だなと思った旅のエッセイ。北欧、フランス、スイスなど主に食について書かれていて、一気に読むと多分ちょっと飽きてしまう。少しずつ読むのが適切だなと。タイトルとややちぐはぐな印象なのは、既刊のエッセイをまとめたものだからかな。著者こだわりの生活が垣間見える。してみたいような、そうでもないような贅沢さ、と感じたのが残念。私には雰囲気を楽しむ本という結論になってしまった。所々に入っているレシピはメモしてやってみたいな。2016/06/11

どらがあんこ

11
食という面が非常に押し出された旅の本である。旅の描写はもちろん、著者の愛用する家具に言及する際もそんな異国っぽさが漂うのだ。なんというかモノっぽさが脱臼されているから濃度の割に疲れない本である。2019/05/19

うずら

8
?!読んだことある と思ったら今までの本を再構成してまとめ直したものらしい。せっかくの再構成なんだからもうひと捻り欲しい。2017/01/14

ミス レイン

7
食卓や日々の生活で小さな幸福を演出する雑貨と、北欧、ヨーロッパへの旅における食事と建築物の仔細が主な内容。料理に関しては流石な細やかさだけど、楽しい内容なはずなのに、単行本3冊を再構築した弊害がもろに出ているように感じるのが残念。特に写真の編集が雑過ぎるのでは?P28のバスクのテーブルクロス、説明では濃いブルーのラインがいいらしいけれど、それらしい写真はどう見ても焦げ茶色。そもそも写真がちがうのか印刷の発色のせいか。この手の本の写真やイラストは大事。単行本ほど、お裾分け幸福感に浸れなくて残念。2018/10/29

mio

4
北欧の調度品や、料理、レストランやホテルにまつわるエッセイ。料理家の方の文章はしみじみと読めるし、読んでいて幸せな気持ちになる。2023/01/25

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