内容説明
本書には、長嶋茂雄の生い立ちから、節目節目に語られた言葉と映像がつまっている。その言葉遣いはともすれば誤解されがちだが、真に「肉体を持った言葉」(糸井重里)であり、スポーツの本質を伝える言葉にほかならない。生涯を野球に捧げた“燃える男”の、真実の姿がここにある。国民栄誉賞受賞を祝して、ここに名著が蘇る。
目次
“燃える男”名場面
1 入団前
2 打撃
3 守備・走塁
4 練習
5 引退・監督
6 私生活
7 復活
著者等紹介
小林信也[コバヤシノブヤ]
1956年、長岡市生まれ。作家・スポーツライター。現在は中学硬式野球チーム“東京武蔵野シニア”監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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lonely_jean
0
編者は、長嶋の言葉がわかるという。私自身はどちらとも言い難いが、あえて言えばわかる気がする。名画、みたいなものではあるが。どこがどうというのではないがすごい…いや、やはり、絵よりは長嶋の技や言葉の方がわかる。気がする。2024/03/13
コノヒト
0
"泣いた体験"より"喜んで笑った体験"を積み重ねれば、知らず知らずのうちに、打撃の奥義も身に付く、と言えるところが、さすが長嶋茂雄だと思った。ややもすると、失敗して痛い目を見た体験が技術の向上の糧になる、という風に言いがちな日本社会にあって、あくまで陽性な長嶋茂雄なのだと思った。思って、あとがきの『長島のキャラクター化』という言葉に接して感慨深い。2022/01/01
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