内容説明
旧制中学に入学した年に戦争が始まり、旧制高校に入学した年に戦争が終結したのは、奇妙な偶然である。―著者の記憶の底から拾い上げた戦中戦後のエピソードをはじめ、東京や鎌倉の思い出、酒や食べ物などの日々雑感、そして最後の病床期など、好奇心に満ち、乾いた筆致でユーモラスに書かれた体験談。『私の少年時代』に続く自伝的回想エッセイ集。
目次
勤労動員と終戦(帝都をあとに颯爽と;血みどろな軍歌 ほか)
戦後の日々(戦前戦後、私の銀座;ポツダム文科の弁 ほか)
日々雑感(威勢のわるい発言;よいお酒とよい葉巻さえあれば ほか)
記憶の中の風景(変化する町;駒込駅、土手に咲くツツジの花 ほか)
病床にて(体験;妙な考えごと ほか)
著者等紹介
澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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