内容説明
栄光のドラフト1位。しかし誰もが成功を収めるわけではない。その“称号”はその後の人生に、損だったか得だったか…。ブレービーに入った島野修、台湾に渡って後復帰、悲願の一勝を挙げた野中徹博、ホーナーの打撃投手となった黒田真二、暴漢に襲われ選手生命を縮めた荒川堯、プロ拒否した小林秀一…九つの様々なドラマ。
目次
1 巨人のドラフト1位(「ブレービー」に入ったパイオニア―武相高校・島野修投手;未完の大砲からスカウト―慶應義塾大学・大森剛内野手)
2 甲子園を沸かせた花形スター(悲願の1勝―中京高校/阪急・野中徹博投手;ホーナーの打撃投手―崇徳高校/リッカー/ヤクルト・黒田真二投手;西の福留、東の澤井―銚子商業高校/千葉ロッテ・澤井良輔内野手)
3 神宮・早慶戦のプリンスたち(1番、走れる捕手―慶應義塾大学/西武・高木大成捕手;暴漢と「三角トレード」―早稲田大学/ヤクルト・荒川堯内野手)
4 プロ拒否、誇り高き人生設計(巨人の1位指名を拒否した唯一の男―愛知学院大学・小林秀一投手;幻のドラフト1位?のサラリーマン人生―慶應義塾大学・志村亮投手)
著者等紹介
澤宮優[サワミヤユウ]
1964年熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。スポーツから文学まで幅広く執筆。『巨人軍最強の捕手』で戦前の巨人軍の名捕手吉原正喜の生涯を描き、第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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