出版社内容情報
上巻に引き続き、シュルレアリスムのベルメールとデルヴォーから始まり、ダリ、ピカソを経て現代へ。その他、エロティシズムなどテーマ系エッセイも掲載。文庫未収録作品も幅広く収録した文庫オリジナル版。
内容説明
西欧芸術家に関する澁澤の数知れぬエッセイを一堂に集め、生年順に並べて総覧にした文庫オリジナル集成。下巻は、シュルレアリスムの中でも異才を放ったベルメール、そしてダリ、フィニー、バルテュス、スワンベルクなどが続き、現代のワイエスにたどり着く。その他、幻想美術、だまし絵、悪魔、裸婦などのテーマ美術論と、演劇や音楽の芸術論も収録する。
目次
西洋美術の画家たち3 シュルレアリスムから現代へ(イメージの解剖学 ふたたびベルメエル;ベルメールの人形哲学;ファンム・アンファンの楽園 ほか)
美術論(幻想美術とは何か;幻想美術の流れ;私のシュルレアリスム ほか)
演劇・音楽論 他(ベルナール・フォーコン―永遠の夏休み;『サド=マラー』について;「マラー/サド」劇について ほか)
著者等紹介
澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
62
澁澤龍彦の芸術に関する文を集めた下巻。下巻は、シュルレアリスム、美術論、演劇・音楽論他に章立てされている。またまた知らない作家も多く、検索しながらの読書。シュルレアリスムのベルメール、スワンベルク、好きだなぁ。これらの作家、もっと知りたくなってくる。美術論といっても、幻想美術、悪魔、だまし絵、裸婦といった澁澤さんらしい視点での論で、どれも興味深い内容だ。美術に触れるのは、もっと自由であっていいと感じている。2025/09/27
Yui.M
10
ハンスベルメールについての記述、一角獣と貴婦人の物語について2021/12/27
ナカユ〜、
0
先ずルーカス・クラナッハを検索してから読みましょう。しかしさすが澁澤先生、選出する作家群の渋さは、制作するこちとらも驚嘆する程の絵画の“見方”を教えてもらいました。2011/11/25
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