出版社内容情報
明治以降の日本を、「大」「新」「高」という三つの動態において読み解くという斬新な方法によって時代の言説を検証し、日本と思想のありかたを根源から問いかえす代表作にして刮目の長篇評論を増補。
内容説明
明治以降の日本の「共同身体」を「大」「新」「高」という三つの動態において読み解くという斬新な方法によって時代の言説を検証し、日本と思想のありかたを根源から問いかえす長篇評論。著者の代表作のひとつでありながら長く入手困難であった名著に一九七二年以降の日本を「超」「小」で読み解く補章を増補。
目次
第1章 歴史感覚の回復
第2章 「大」の膨張―1868~1910
第3章 一九一〇年の閉塞―1910~1911
第4章 「新」の切断―1911~1936
第5章 「高」の密度―1936~1945
第6章 「中」のまどろみ―1945~1972
補章 「超」と「小」―1972以後
著者等紹介
加藤典洋[カトウノリヒロ]
1948年生まれ。文芸評論家。現在、早稲田大学国際教養学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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