内容説明
顔には常にいかがわしさがつきまとう。だからこそ、人は古来、奇態な想像力を発揮しつづけてきた。観相学、替え玉妄想、ドッペルゲンガー、生来性犯罪者、醜形恐怖、人面犬・人面疽、整形手術、マンガやミステリに描かれた顔…博覧強記の精神科医が、比類なき視座から綴ってみせた、前人未到の「顔」論。
目次
第1章 隠された顔、顕れた顔
第2章 ほのめかす顔、物語る顔
第3章 生き写しの顔、まがいものの顔
第4章 おぞましい顔、あでやかな顔
第5章 顔のようなもの、顔であったもの
著者等紹介
春日武彦[カスガタケヒコ]
1951年生まれ。精神科医。医学博士。多摩中央病院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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