内容説明
関ヶ原合戦の鍵を握った、戦国最大最強の軍師参謀直江山城寺。盟友石田三成との東西に分かれての挟撃作戦の実態はどういうものだったのか、家康との腹の探り合いは?作家、研究者が縦横に描くアンソロジー。絶妙の胆力機略と構想力で最大の危機を乗り切り、米沢藩の再興経営に尽くしたナンバー2男子の本懐のすべて。
著者等紹介
坂口安吾[サカグチアンゴ]
1906年生まれ、1955年逝去。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
22
8人の作家が直江兼続について書いていますが、内容は重複が多く新しい視点はあまり感じません。ただ皆さんの直江兼続への愛情がひしひしと伝わります。坂口安吾が書いている部分は面白かったです。2021/12/13
風鈴
4
小説やら研究やらバラエティーに富んでいたけど、だいたい同じところを褒めているので、さっき読んだー!ってのとお前ら本と直江のこと好きだな!?って思った。坂口安吾の文体だけ異彩があったのは、たぶんひいき目ではないと思う2019/12/26
雨巫女
1
直江兼続を違う作家が短編で描くとこんなに違うのか。作家の生きた時代・視点直江兼続に対する評価等々。妻夫木兼続を途中までしか観れなかったので、読破。2010/01/25
ぼっこれあんにゃ
0
×直江兼続について8人の作家がそれぞれ書いたものを集めたもの。とくに坂口安吾の文が平易で読みやすい。いずれの作品も関ヶ原から始まるのは直江がいわゆる直江状をもって世に知られていることによるものであろう。2009/02/07
mushagumi
0
寄せ集め。安吾の謙信・兼続・幸村というラインに喝采。2009/07/18
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- その者。のちに… 06 (第2部開始)…