河出文庫<br> 澁澤龍彦書評集成

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河出文庫
澁澤龍彦書評集成

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309409320
  • NDC分類 019
  • Cコード C0195

内容説明

書評には流儀がある。澁澤流の書評は、時に厳しく時に偏愛的に書物の間を逍遥しながら、簡潔にその要諦を示し、一瞬の独自な世界をつくりあげていく。一九五八年から最晩年の一九八七年にかけて発表されたおびただした数の書評を集大成した本書は、澁澤龍彦による時評とも、澁澤自身の軌跡とも読める。待望の文庫オリジナル・アンソロジー。

目次

日本文学(吉行淳之介『男と女の子』;大江健三郎『日常生活の冒険』 ほか)
日本の芸術・文化その他(東野芳明『パスポートNo.328309』;『天使論』笠井叡著 ほか)
外国文学(『ラディゲ全集』;『アレキサンドリア四重奏』頌 ほか)
外国の芸術・文化その他(瀧口修造編『エルンスト』;『美学入門』ジャン・パウル著(古見日嘉訳) ほか)
快楽図書館・文庫本(フランク・ハリス『わが生と愛』;山名正太郎『ひげ』 ほか)
推薦文・序文(『眺望論』のために;『栗田勇著作集』 ほか)

著者等紹介

澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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A_kiriko

68
若き日の「高踏を衒うスタイリスト」澁澤龍彦に憧れて、彼の本を読みはじめたのが中学生のとき。夏目漱石や芥川龍之介くらいしか知らなかった私が、いきなりサドやバタイユに手をそめたのだから、彼の口ぶりをまねて言うと、まさに読書における「コペルニクス的転回」があったと申さねばなるまい。彼のエッセイにでてくる夥しい作品や作家名をつぶさにメモしながら、古今東西の作品を通して澁澤を追体験すること、それは愉楽を軽々と越えた、まさしく享受であったことは言うまでもない。私にとって澁澤龍彦の名は、「青春」という名の別称でもある。2020/08/28

ソングライン

16
日本文学、日本芸術・文化、外国文学そして外国芸術・文化に関する書物に対する作者の書評が集められています。膨大な知識に裏打ちされた本の背景の紹介、主題への考察は素晴らしく、時に顔をだす厳しい物言いやエロティシズム、幻想小説に対する偏愛も面白く感じます。読みたい本を探すというより、書評自体を楽しむ内容で、作者は少しやさぐれた、知の巨人という印象です。2021/03/03

とも

6
澁澤の前に澁澤なし、澁澤の後に澁澤なし。現代の凡百の毒舌書評とは一線を画した手厳しい書評に頭を垂れる。該博な知識と独自の世界観に裏打ちされているからこそ出来る技。澁澤ブラボー!!2008/10/08

yogi

2
携帯を横に置きながら読み続けた読むだけでは賢くなる訳でもなし携帯で調べた色々も覚えてる自信もまったくないが読了後はなんとなく心も頭も少し自分の知らない上の世界を階段であがりきった気になって肩で息をするかのように少し読み方が気になる雁をかりと入れてしまった。確かにそこが気になっていた。が大股開きに釣られてしまった私はウロウロ開き閉じ開き閉じで自分の愚行に気がつき乱行までで開くのをやめた。が待て決して愚行ではないと思い直したが時間貧乏な私は激しく攻めることが苦手なので静かに手を置きじっととめた。2014/10/02

コウみん

1
澁澤龍彦が書いた書評エッセイ。 日本文学と外国文学に分かれてある。 後ろにはエロ文学評論も書いてあり、澁澤龍彦らしいと思った。 特に『ロリータ』は澁澤龍彦の観点が知りたかった。 元々、こんなエッセイを一杯書いていた人だが、これは澁澤龍彦らしい本だと思う。2018/06/29

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