内容説明
承久の乱で地歩を固めたかにみえた鎌倉北条家だが、前将軍藤原頼経らが幕府に対して謀反、しかし五代執権時頼に京に追われた。時頼は北条専制を推し進める中、僧日蓮は他宗派を批判、国難を予言して幕府から弾圧される。しかし、時頼の子の八代執権時宗の時代、元寇という蒙古の襲来にみまわれる。傑作『蒙古来る』の背景を描く。
目次
1 京のこと鎌倉のこと(経時の執権就任と将軍の廃立;後嵯峨帝の譲位とその人物 ほか)
2 日蓮と鎌倉の諸仏教その他(日蓮の修業時代とその開宗;説法・折伏 ほか)
3 国難来(宗尊廃せらる;東亜のあらし ほか)
4 蒙古来(文永の役;亀山上皇の祈願 ほか)
著者等紹介
海音寺潮五郎[カイオンジチョウゴロウ]
1901年、鹿児島県生まれ。國學院大學卒業後、教員生活を経て作家に。36年、『武道伝来記』『天正女合戦』で直木賞受賞。叙事詩的構成をもつ歴史ロマンや史伝的スタイルの作風を確立した。1977年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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