内容説明
“汎アルピニズム”の旗手が綴った待望久しい名著の文庫化、「なんで山登るねん」3部作完結。
目次
アラーの神と共に虎穴に入らずんば虎児を得ず
郷に入っては郷に従い 果報は寝て待てや
登山者を眠らせ 八方の尾根に雪ふりつむ
メスナーは猫型クライマーとちゃうやろか
アンチ冒険派が“冒険もの”を制作するけったいな話
麻薬的魅力のない山登りやバイクなんて…
高度な思いやりで分け合う「同じ釜のメシ仲間」
人間の勇気に乾杯 人生は美しい賭
若き命を賭けた愛は国境と宗教を越えて
「第三の波」社会では使い分けたい「昼型」と「夜型」〔ほか〕
著者等紹介
高田直樹[タカダナオキ]
1936年、京都生まれ。京都府立大学山岳部OB。元京都府立桂高校化学教師。現在、龍谷大学非常勤講師、株式会社クリエイトジャパン、EZ‐Comsite・FRANCE各取締役。主な初登攀は、劒岳八ッ峰六峰Bフェース正面ルート、積雪期劒岳東大谷G1など。海外遠征は、カラコルム・ディラン峰、ラトックI峰など
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