河出文庫<br> ブエノスアイレス午前零時

電子版価格 ¥484
  • 電書あり

河出文庫
ブエノスアイレス午前零時

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 140p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309405933
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

盲目の老嬢と孤独な青年が温泉旅館でタンゴを踊る時、ブエノスアイレスの雪が舞う。希望と抒情とパッションが交錯する希代の名作。第119回芥川賞を受賞、あらゆる世代の支持を受けたベストセラー、待望の文庫化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

165
『ブエノスアイレス午前零時』ブエノスアイレスの記憶と混濁した老婆と、老人のダンス会を醜悪なものとして見つめていた青年。どこか汚いもの、を連想させる描写が続き、それと対比するかのようにラストのダンスを盛り上げる。二人の最後のダンスの美しこと。なるほど、文学はこうあるべき。『屋上』都会って孤独なんだな。青年と純朴そうなポニーと対比が面白い。2作品ともなんだか孤独なお話だ。2021/05/04

kaizen@名古屋de朝活読書会

116
【芥川賞】"Buenos Aires hora cero" by Piazzollaを聴きながら読んでみました。日本の雪国の温泉街とブエノスアイレスがどう結びつくか。アルゼンチンには行ったことがないが、何度か行く計画を立てたことがある。スペイン語、タンゴ、ピアソラも明るいから好き。午前零時に何が起きる。この暗さは何。まだ未消化。2014/03/25

ヴェネツィア

89
1998年上半期、芥川賞受賞作。ちなみに、この時は花村萬月『ゲルマニウムの夜』との同時受賞。タイトルはピアソラの曲名から。物語中でブエノスアイレスは老嬢ミツコの回想、あるいは幻想の中の街。舞台は新潟県と福島県の県境に位置する雪深い温泉町。作者の故郷でもあるようだ。ただし、私小説ではない。読者の共感性はしいて言えば、主人公のカザマに寄せられるのだろうが、それにしては万事に醒めていて、人を寄せ付けないようなところもある。この土地の持つ閉塞感に息苦しくなるような作品だ。2013/06/03

遥かなる想い

79
第119回(平成10年度上半期)芥川賞受賞作品。老嬢と青年の孤独なタンゴにまずついていけなかった。文体は抒情的な雰囲気があり、作風はたぶん好きだとは 思うが、設定についていけなかった。温泉宿とブエノスアイレス、疲れた青年と盲目の老嬢の交流などを想起できるほどの想像力は私には残念ながら持っていなかった

チアモン

51
2編の短編集からなるお話。独特な世界観を持った作品だなぁと思った。うーん。難しい。感想をどう書けばいいか分からない。芥川賞受賞作品ではあるけれど・・・。2019/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/562341

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。