内容説明
身のまわりの出来事、出会った人々のこと、川柳考等々、軽快な文春とイラストで綴る。内田春菊待望のセカンドエッセイ。
目次
うーんとセラピー(ライオンのおなかはよくのびる;こわいおはなしのまき;たのしいおもちゃなどのこと;ひとり暮らしの彼女たちのおもいで ほか)
突然、川柳のお勉強しちゃったりして
私にとっての日常(自由業の人とおつとめの人;私が気が強いか;コドモはみんなはずかしい ほか)
今月、であったあの人(すれちがいの対談;ゆれる船はこわいよ;うかつなわたしかしら;聖子ちゃんのゆくえ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーなんきー
19
毎日の生活の中で、なんかこの人カチンとくるな、とか、自分の持ってる常識と合わないと、モヤっとした感情って残りますよね。内田春菊さんが、そういった出来事と、どうして自分がそこで不快に感じたか、を分析説明して書いてある書。なので、ただの愚痴ではなく、納得して同感したり、または、それは相手の方だってちゃんと言われないことには誤解して受け取っても仕方ないんじゃないかな、と思う両面あり。読後女友達とのトークをした感じが残る。2016/09/18
けいちか
4
書かれたのが1987年と言うことで、やっぱり時代を感じてしまった。描かれた絵は相変わらず色っぽいというよりエロいお姉ちゃんたちで、それはそれで嬉しかった。実は彼女の漫画は読んだことがない。2015/06/18
読み人知らず
2
すごいのは解説の文章が文庫版だとぜんぜん違う。春菊さんが成長したというか、変化したことがすぐにわかる。相変わらず色っぽい絵を描く。2012/09/30