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内容説明
10数年の幽閉生活から脱出したモラヴァジーヌの行く先は…!?世界を巡る奇妙で痛快な「旅する文学」、待望の復刊。
目次
第1部 時代の精神(病院勤務;国際サナトリウム;カルテと書類)
第2部 モラヴァジーヌの阿呆の生涯(彼の出生―その幼年時代;脱出;変装 ほか)
第3部 モラヴァジーヌの原稿(2013年;世界の終り;火星語の唯一の単語 ほか)
著者等紹介
サンドラール,ブレーズ[サンドラール,ブレーズ][Cendrars,Blaise]
1887‐1961年。スイスのラ・ショー=ド=フォンに生まれる。幼少時から、イタリア、ロシア、ドイツなどを転々とし、パリに落ち着く。創作活動の傍らシャガール、レジェ、モディリアーニなどの画家たちと交流し、1912年に発表した長篇詩『ニューヨークの復活祭』は、アポリネールにも影響を与えたとされる。第一次世界大戦ではフランスの外人部隊に従軍するが、戦闘中に重傷を負い、右腕を失う。1916年フランス国籍を取得、1919年には処女詩集『全世界』を発表する
伊東守男[イトウモリオ]
1936‐1944年。東京生まれ。フランス文学翻訳家。東京外国語大学ロシア語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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