モラヴァジーヌの冒険 (復刻新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309295930
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

内容説明

10数年の幽閉生活から脱出したモラヴァジーヌの行く先は…!?世界を巡る奇妙で痛快な「旅する文学」、待望の復刊。

目次

第1部 時代の精神(病院勤務;国際サナトリウム;カルテと書類)
第2部 モラヴァジーヌの阿呆の生涯(彼の出生―その幼年時代;脱出;変装 ほか)
第3部 モラヴァジーヌの原稿(2013年;世界の終り;火星語の唯一の単語 ほか)

著者等紹介

サンドラール,ブレーズ[サンドラール,ブレーズ][Cendrars,Blaise]
1887‐1961年。スイスのラ・ショー=ド=フォンに生まれる。幼少時から、イタリア、ロシア、ドイツなどを転々とし、パリに落ち着く。創作活動の傍らシャガール、レジェ、モディリアーニなどの画家たちと交流し、1912年に発表した長篇詩『ニューヨークの復活祭』は、アポリネールにも影響を与えたとされる。第一次世界大戦ではフランスの外人部隊に従軍するが、戦闘中に重傷を負い、右腕を失う。1916年フランス国籍を取得、1919年には処女詩集『全世界』を発表する

伊東守男[イトウモリオ]
1936‐1944年。東京生まれ。フランス文学翻訳家。東京外国語大学ロシア語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハルト

6
城→牢獄→精神病院→ベルリン→ロシア→アメリカ→パリ。王家の最後の末裔であるモラヴァジーヌと彼に魅了された医師との、世界各地を転々としながらの波瀾万丈で狂乱に満ちた一生の物語。幼き妻を殺し、精神病院を脱走し、「腹裂きジャック」となり、ロシア革命ではテロリストとして暗躍し、インディアンには追いかけられ、南米の密林では原住民から崇拝され、飛行士となり戦争へと赴く。これが一人の人生の物語なのがすごい。並外れた狂人でまた知者ゆえに目がはなせず惹きよせられてしまう求心力。濃かったです。ただ解説でダダ論語るのは…?2012/07/03

APOM

0
なんだか頭に入ってこなかった~。2012/10/29

ふゆ

0
疲れた2012/07/29

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