出版社内容情報
【絵本を「ことばを育てる」魔法のツールに!】
お子さんに毎日絵本を読み聞かせているのに、
ことばが増えた感じがしない、内容が伝わっているのかわからない、反応が薄い…。
そんなモヤモヤを感じていたら、
絵本の「読み方」を少し変えてみませんか?
本書は、ことばの6ステージごとの「発達アプローチ」に基づき
お子さんの発達ステージに合った絵本の選び方と読み方をご紹介。
各発達ステージごとに、おすすめ絵本ガイドや、効果的なことばかけのコツもお伝えします。
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★ステージ1 非言語段階
自分の要求を伝えることができず、ジェスチャーや表情なども ほとんど使いません。
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★ステージ2 指さし段階
ことばはまだ出ませんが、ジェスチャーで気持ちを伝えたり、 声や指示に反応したりする力が育っています。 指さしや母語に近い発音も始まり、ことばの土台が作られます。
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★ステージ3 単語段階
身近な食べ物の名前などからことばが出始め、 名詞で要求を伝えるようになります。 「バイバイ」などあいさつのことばも徐々に出て、そのあとに動詞も出始めます。
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★ステージ4 二語文段階
「おやつ 食べる」などの二語文を話します。要求を伝える以外にも、質問に答えたり、「大きいワンちゃん」など情報共有のコメントもします。 会話のキャッチボールができるようになってきます。
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★ステージ5 文法段階
「今日の給食は、うどんだった」など「てにをは」で単語をつなげた三語文以上が出て、表現が広がります。 文法を一気に覚え、質問や理由を述べたり、思い出や、予定について話したりできるようになります。
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★ステージ6 会話段階
話題に沿った会話ができ、あいづちを打つ、交互に話すなど会話のマナーが身につきます。日常的な会話には困らなくなっても、知らない人との社交や議論などを行うには、さまざまな会話のルールを学ぶ必要があります。会話スキルを磨くのが、ステージ6の段階です。
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発語から、文法、推論、感情理解まで、
お子さんの語彙を広げ、
思考力とコミュニケーション力が高まるメソッドです!
【目次】