内容説明
その「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録された日本酒。私たちの食・歴史・文化・社会と深く結びついている“國酒”をさまざまな視点からわかりやすく解説する、日本酒探究の決定本!
目次
講義1 日本酒礼賛
講義2 日本酒の原料・醸造学
講義3 日本酒の官能学・飲食学
講義4 日本酒の健康学
講義5 日本酒の歴史学
講義6 日本酒の文化学
講義7 日本酒の社会学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
decomo
3
本当に学問だった 日本酒を多角的に捉えるとこんなことになるんでしょう 呑んだくれているわけではない蘊蓄がたくさんありますなぁ 学んでみたいと思いました 新潟のお酒は美味しいです2025/05/01
Yoshihiro Yamamoto
2
A 「発酵」に関心があり(日本酒は大好きなので😅)読んだところ、発酵以外にも様々なことを知ることができた。ビールやワインに比べて複雑な製法(並行複発酵:「糖化」「アルコール発酵」)であること。醸造酒なのに蒸留酒に匹敵するアルコール度数(醸造段階で20%以上に達する)であること。原料よりも技術(杜氏)に左右されること、などなど蘊蓄が満載。これまでは杜氏によって一定の味に仕上げる「工業製品的側面」が強かったが、最近は、ワインのように原料米にこだわる「農業的側面」が重視されるようになった。そういえばそうか🧐2025/04/24
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