内容説明
郷土料理には、その土地に暮らす人々ならではの生活感、南北に長い日本各地の地域性、食材を無駄にせず、最後まで美味しく食べる工夫などが感じられとても魅力的です。また、郷土料理が生まれた背景には、必ずその土地ならではの物語があり、人のぬくもりも感じられます。皆さんの故郷の味や旅の思い出も、この本で共有できたら嬉しいです。
目次
北海道・東北地方の郷土料理
関東地方の郷土料理
東海地方の郷土料理
甲信越・北陸地方の郷土料理
近畿地方の郷土料理
中国地方の郷土料理
四国地方の郷土料理
九州地方・沖縄の郷土料理
著者等紹介
大瀬由生子[オオセユウコ]
料理研究家。一般社団法人日本糀文化協会代表理事。まちの健康研究所健康アドバイザー。水産庁水産政策審議委員歴任。発酵・食育・野菜を中心に、「体と心が喜ぶこと」をテーマに、行政・企業・カルチャーセンターなどの講演・料理講師のほか、レストラン・企業の商品開発・イベントなどでも活躍。また、一般社団法人日本糀文化協会代表理事として、日本の発酵食品である糀文化を、日本及び世界に普及・啓発活動を行っている。海外(イタリア・フランス・台湾など)でも発酵講座を開催し好評を得た。幼稚園や小学校に出向き、味噌作り、親子クッキング、講演や、発達障害者の料理講座など、食育活動にも積極的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
38
甘納豆入りの赤飯(北海道)、イカメンチ(青森)、サンマのポーポー焼き(福島)、ゼリーフライ(埼玉)、奈良茶飯、瓦そば(山口)、なす素麺(香川)を今夜のメニューとして所望したい。それと、お味噌汁に大根おろしと油揚げとやわらかなお餅が浮かんだ、ゆきのつゆ(佐賀)が魅力的。名前もかわいい。この本では写真もレシピも、今食べられている郷土料理という趣きで、古さや堅苦しさはなく美味しいから作っているのだという印象。イカメンチ、イカのお安かった頃に作っておけばよかったと悔やまれる。甘辛くてふやふやのなす素麺オススメ。2024/07/06
ロバパン
1
図書館で借りた本です。2024/08/28
あたおろち
0
47都道府県が網羅されていて、レシピになっているのがよい。選考基準が、家庭で作りやすいか、なので、セレクションについては良し悪しが、、、2024/08/19
-
- 和書
- 虫の春秋