内容説明
原因や対処法を知らないまま、あきらめないで!不快、苦痛、不眠を伴う「耳鳴り」/認知機能を衰えさせる「加齢性難聴」/イヤホンの音圧で損傷する「音響性難聴」/前触れなく突然起こる「突発性難聴」。耳と脳のケア&トレーニングで劇的改善!!
目次
1章 “聞こえ”のしくみと異常の原因を知る(知識1 音を感じるしくみから障害が起こりうる場所を知る;知識2 空気の振動を感知して音を作る外耳・中耳・内耳の構造 ほか)
2章 耳鳴りの原因探しと治療&対処法(実態1 不快音から推定できる障害が起こっている場所;実態2 耳鳴りには必ず原因やそれを作りだす背景因子がある ほか)
3章 難聴の原因探しと治療法(実態1 危険因子は誰もが持っている 周囲に理解されにくい難聴;実態2 難聴は日常生活で進行する 放置しておくと治療は困難 ほか)
4章 日常の心がけと予防対策(心がけ1 健康は自分で守る 日常生活で心がけること;心がけ2 食事は健康管理の中核 抗酸化物質を取り込む ほか)
著者等紹介
坂田英明[サカタヒデアキ]
1988年、埼玉医科大学卒業。91年、帝京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科助手。ドイツ・マクデブルク大学耳鼻咽喉科研究員、埼玉県立小児医療センター耳鼻咽喉科副部長、目白大学保健医療学部言語聴覚学科教授、目白大学耳科学研究所クリニック院長をへて、2015年に川越耳科学クリニック開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
10
絶対禁煙。鼻呼吸、あご筋肉の柔軟、耳たぶマッサージ。聴覚トレーニング。 2024/10/02
ゆき
2
いろいろな症状がわかりやすく説明されていて、自分の状態への対処の参考になりました。2024/09/11
卓ちゃん
1
突発性難聴を放置すると聞こえなくなる、とはよく聞く。「耳鳴りはあきらめるしかありませんというのは最もダメな医師」「適切に治療すれば、ある程度生活に支障なく過ごせる」という言葉は、患者に希望を持たせてくれる。誰からも言われている、よりよい生活習慣を身に着けることが、耳鳴りや難聴の改善に限らず、健康な生活を送る上では大事なことだということがよくわかった。2024/05/04