書き込み式ボールペン「源氏物語」練習帖―人の心の機微にふれる

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書き込み式ボールペン「源氏物語」練習帖―人の心の機微にふれる

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309293714
  • NDC分類 728.9
  • Cコード C0070

内容説明

平安の女性たちの苦悩や葛藤、それにどう向き合って生きたのかを紫式部の目線で描き、多様な愛の形から「本当の幸せ」を模索した平安時代の超大作。書き写し、音読して味わう本。ボールペン1本で気軽に始められます。「声に出して読む」→「書き写す」→「意味を知る」の順で、初心者でも取り組みやすい構成です。「源氏物語」のあらすじから、暮らし、文化など時代背景まで解説。

目次

帚木の 心をしらで その原の 道にあやなく まどひぬるかな(「帚木」より)
空〓の 身をかへてける 木のもとに なほ人がらの なつかしきかな(「空〓」より)
心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花(「夕顔」より)
手に摘みて いつしかも見む 紫の ねにかよひける 野辺の若草(「若紫」より)
なつかしき 色ともなしに 何にこの すゑつむ花を 袖にふれけむ(「末摘花」より)
はかなしや 人のかざせる あふひゆゑ 神のゆるしの 今日を待ちける(「葵」より)
橘の 香をなつかしみ ほととぎす 花散る里を たづねてぞとふ(「花散里」より)
身をかへて ひとりかへれる 山里に 聞きしに似たる 松風ぞ吹く(「松風」より)
入日さす 峰にたなびく 薄雲は もの思ふ袖に 色やまがへる(「薄雲」より)
見しをりの つゆわすられぬ 朝顔の 花のさかりは 過ぎやしぬらん(「朝顔」より)
日かげにも しるかりけめや をとめごが 天の羽袖に かけし心は(「少女」より)
年月を まつにひかれて 経る人に けふ鴬の 初音きかせよ(「初音」より)
声はせで 身をのみこがす 蛍こそ いふよりまさる 思ひなるらめ(「蛍」より)
うちきらし 朝ぐもりせし みゆきには さやかに空の 光やは見し(「行幸」より)
おなじ野の 露にやつるる 藤袴 あはれはかけよ かごとばかりも(「藤袴」より)
今はとて 宿離れぬとも 馴れきつる 真木の柱は われを忘るな(「真木柱」より)
小松原 末のよはひに 引かれてや 野辺の若菜も 年をつむべき(「若菜上」より)
横笛の 調べはことに かはらぬを むなしくなりし 音こそつきせぬ(「横笛」より)
おほかたの 秋をばうしと 知りにしを ふり棄てがたき 鈴虫の声(「鈴虫」より)
山里の あはれをそふる 夕霧に たち出でん空も なき心地して(「夕霧」より)〔ほか〕

著者等紹介

服藤早苗[フクトウサナエ]
1947年愛媛県生まれ。1971年横浜国立大学教育学部卒業。1977年東京教育大学文学部卒業。1980年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、文学博士。現在、埼玉学園大学名誉教授。専門は平安時代史、女性史

岡田崇花[オカダスウカ]
1960年生まれ。日本書蒼院副理事長(松戸会会長)。文部科学省後援書写技能検定協会千葉県審査員。産経国際書会審査会員。八柱ヨークカルチャー暮らしの書道講師。読売書法展かな部特選受賞。文部科学省認定硬筆書写検定1級。子どもから書道講師まで幅広く指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。