出版社内容情報
中世の街並みを残すカンタベリーで生まれたプログレッシヴ・ロックの60年史を網羅し解りやすく整理する世界初のディスク・ガイド!
内容説明
英国はケント州の古都市で誕生した「永遠のプログレッシヴ・ロック」の60年史。ソフト・マシーン、ケヴィン・エアーズ、ロバート・ワイアット、キャラヴァン、ゴング、デイヴィッド・アレン、スラップ・ハッピー、ヘンリー・カウらによって地球に振り撒かれ、ジャズとロックとアヴァン・ポップを自由奔放に融合させてきたカンタベリー・ロックを網羅した究極のディスク・ガイド。アルバム500枚を世界で初めてコンプリート!
目次
1 Canterbury Story
2 Soft Machine
3 Kevin Ayers/Robert Wyatt
4 Caravan
5 Daevid Allen/Gong
6 Slapp Happy/Henry Cow
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
9
カンタベリー・ロック完全版と謳うだけあって、奥が深すぎてこの森はまだまだ未聴どころか、知らない事だらけで深堀して探って行きたいです。ソフト・マシーン、キャラバン、ケヴィン・エアーズ、ロバート・ワイアット位はなんとか知っているし、CDでも所有しているのはありましたが、ゴングすなわちデイヴィッド・アレン周辺は馴染みが無くノーチェックでした。でも、スティーブ・ヒレッジとsystem7は何故か持っていたり、Gongとは無関係でも無かったのだと気づきました。余生で掘りたい。先ずGONGのYOUを聴こう! 2022/09/11
keigo
2
カンタベリー・ロックは、その名の通りイギリスのカンタベリーで生まれた音楽。60年代から70年代ころに最盛期を迎え、ゆったりとしたメロディやジャズ・ロック的なサウンド、サイケデリックなバンドなどを擁する。その全貌を俯瞰できる資料的価値の高い書籍だ。2022/05/17
yoyogi kazuo
1
30年ぶりくらいに再びカンタベリー・ロックにハマっているので、たいへん重宝している。ただし索引がついていないのはこの手の本なのによくない。2024/01/18
abaoaquagga
0
帯文で「ディスク・ガイド」と銘打たれているものの、カタログ本というよりはむしろ頭から通読することを前提とした構成で、離合集散を繰り返してきたシーンの輪郭を掴みやすくなっている。Soft Machineを筆頭に、主要バンドやその構成メンバーについてはプログレの枠からはみでた盤まで網羅する一方、音楽性の類似から所謂「カンタベリー系」と括られることもあるバンドはばっさりとオミット。とにかくプログレを知りたい!聴きたい!という人が読むと若干肩透かしかもしれないが、ともあれ貴重な一冊には違いない。2023/05/14
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