花歌舞伎徒然草(はなのかぶきよもやまばなし)

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花歌舞伎徒然草(はなのかぶきよもやまばなし)

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  • サイズ A5判/ページ数 125p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309291437
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0070

出版社内容情報

歌舞伎の多彩な魅力と謎に迫る夢枕獏のエッセイと、萩尾望都の美麗な歌舞伎絵による、夢の歌舞伎案内。二人の特別対談も収録。

内容説明

新作歌舞伎『陰陽師』『楊貴妃』秘話、宝塚やプロレスとの共通点、そして役者の至高の技と華―夢枕獏・エッセイ、萩尾望都・絵による夢の歌舞伎案内。二人の特別対談も収録!

目次

第1部 花歌舞伎徒然草(花の速度をもつ人;『盟三五大切』の謎;『三國傳來玄象譚』の語;釣りと九代目團十郎;摩多羅神あれこれ;歌舞伎評;桜の森の満開の下;型の話;圓朝と歌舞伎;『楊貴妃』という魔法;空海と清明と十代目幸四郎さん;平賀源内おもしろ草子;歌舞伎と宝塚そして『ポーの一族』;色悪というファンタジイ;コクーン歌舞伎よどこまでゆくか)
第2部 特別対談 夢枕獏×萩尾望都

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年神奈川県生まれ。代表作に「キマイラ」シリーズ、「魔獣狩り」シリーズ、「餓狼伝」シリーズ、「陰陽師」シリーズなど。『上弦の月を喰べる獅子』で1989年第10回日本SF大賞、『神々の山嶺』で1998年第11回柴田錬三郎賞、『大江戸釣客伝』で2011年第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、2012年第46回吉川英治文学賞など受賞多数。2017年第65回菊池寛賞、第21回日本ミステリー文学大賞受賞。2018年紫綬褒章受章

萩尾望都[ハギオモト]
1949年福岡県生まれ。『ポーの一族』『11人いる!』で1976年第21回小学館漫画賞、『残酷な神が支配する』で1997年第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、『バルバラ異界』で2006年第27回日本SF大賞など受賞多数。2017年朝日賞受賞、2012年紫綬褒章受章、2019年文化功労者選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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旅するランナー

243
歌舞伎愛、特に玉三郎愛を感じるエッセイ集。歌舞伎雑誌「演劇界」にて連載されていたもの。玉三郎の豊穣な所作、仁左衛門の究極の色悪美など、歌舞伎ファンは大納得できます。台本制作の裏話も興味深いです。さらに話は、プロレス、落語、坂口安吾、平賀源内、宝塚、ポーの一族へと広がり、読み物としてとても面白いです。もちろん、萩尾望都先生による挿画は美しく素晴らしいです。もっと見ていたくなります。2021/12/04

南北

46
『演劇界』に連載した歌舞伎に関するエッセイをまとめたもの。萩尾望都先生のイラストも美しい。最後に著者と萩尾さんの対談がついているのがうれしい。役者については坂東玉三郎と中村勘三郎(十八代)への言及が多い。勘三郎さんにはもっと長生きしてコクーン歌舞伎や平成中村座を盛り上げてほしかったと思う。玉三郎さんの舞台は以前「娘道成寺」を見たことがあるが、この世のものとは思えない美しさというのを目の当たりのした感じがした。著者の歌舞伎への思いが感じられる本だと思う。2021/07/22

ぐうぐう

34
「演劇界」に連載していた歌舞伎エッセイ。夢枕獏によると、萩尾望都と仕事をしたくて提案した連載だという。『ポーの一族』再開に際して、そのきっかけは夢枕獏の「続きを読みたいな」というひとことだったと、萩尾はあちこちの媒体に明かしているが、程よい距離感を保ちつつ、一緒に観劇したりと、仲良くも刺激を与え合っている関係のようだ。夢枕が萩尾を歌舞伎に誘い、お返しに萩尾が夢枕を宝塚に誘う、そんな関係性が微笑ましくも、それぞれの創作に少なからず影響を与えているのであれば、なんて素敵なことか。(つづく)2021/06/28

猫ぴょん

26
夢枕獏さんの歌舞伎愛が凄い☆彡 観たくてたまらなくなる~笑。 札幌在住なので歌舞伎や宝塚には縁遠いけど シネマ歌舞伎を観に行こうかな~。 萩尾望都さまの挿絵が美しくて贅沢な1冊。 と言うか正直萩尾望都さまの絵が目当てでしたが笑笑。 とても興味深く素敵なお話しの数々でした~。 夢枕爆さんと萩尾望都さまの対談付き☆彡2021/09/21

ガットウ

18
★★★3.9点。歌舞伎でも、プロレスでも、夢枕獏さんの文章はいつまでも読んでいられる。あっという間に読了!2021/08/28

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