図解ですぐわかる睡眠薬その一錠が病気をつくる―薬を使わない薬剤師が教える

宇多川 久美子【著】

河出書房新社（2022/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 128p／高さ 21cm
• 商品コード 9784309289922
• NDC分類 499.1
• Cコード C0047

出版社内容情報

風邪薬のように安易に服用している睡眠薬による依存症の危険性から、薬に頼らず良い睡眠を得られる具体的な方法まで紹介する１冊。

内容説明

かかりつけ医で安易に処方される睡眠導入剤や睡眠薬、そのリスクを知っていますか？薬に頼らず寝るためのコツがよくわかる！

目次

第１章　睡眠薬の甘い罠（睡眠薬はかかりつけ医で「とりあえず」処方される；睡眠薬の処方は病院の「科」を選ばない　ほか）
第２章　睡眠薬の仕組みと副作用（睡眠薬の変遷を知る；睡眠薬は作用時間によって使い分ける　ほか）
第３章　眠りの本質と「睡眠負債」（不安要素の拡大から「睡眠負債」が増えている；睡眠障害も生活習慣病である　ほか）
第４章　減薬・断薬するには？（睡眠薬の服用で感じる不安や心配は？；不眠症のタイプを理解し改善につなげる　ほか）
第５章　睡眠薬に頼らず、快眠する方法（不眠の原因を見直して「睡眠衛生」を実行する；睡眠障害の種類を知る　ほか）

著者等紹介

宇多川久美子［ウダガワクミコ］
１９５９年千葉県生まれ。明治薬科大学卒業。薬剤師・栄養学博士（米ＡＨＣＮ大学）。一般社団法人「国際感食協会」代表理事。（有）「ユアケー」代表取締役。ＮＰＯ法人「統合医学健康増進会」常務理事。医療の現場に身を置きながら薬漬けの治療法に疑問を感じ、「薬を使わない薬剤師」を目指す。現在は、自らの経験と栄養学・運動生理学等の豊富な知識を活かし、感じて食べる「感食」・楽しく歩く「ハッピー☆ウォーク」を中心に、薬に頼らない健康法を多くの人々に伝えている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[きぃ✬]

意図せず眠剤処方されている方、特に高齢者やその家族には役立つのかな。薬剤師の立場で書かれているのに疑問を覚えつつ読了、著者紹介で何だか物凄く納得。イラストに騙された。睡眠不足でも服薬でも病気のリスクは上がる、副作用の少ないものは効果も期待値が低い。まぁそうですよねと苦笑。断薬開始の条件として本書で示されている２つ、これがクリアできる人なら本当に飲み続ける必要はないと思う。気になるのが、一般薬剤名に対応する商品名、何がどう危険かの詳細、継続入手方法など知らなかった人に逆に悪用や濫用を促しかねない内容の多さ。

2023/03/26

[タカ]

BZ系、非BZ系の眠剤は副作用が改善されつつあるが、やはり人工的な眠りを作り出す。それによって熟眠が得られる人もいるが、眠剤処方が容易な日本では依存・耐性を悪化させるリスクが高い。コロナソムニアなど不眠症からの免疫力低下は問題視できないが、メンタルと眠剤に頼らない生活習慣を見直す事が、今後より重要になるだろう。

2022/11/24

[こうふく母]

睡眠薬に頼る前に…と思い読んだが、図によって非常にわかりやすく睡眠薬に依存することのこわさと快眠のためのヒントが書かれていた。テレビで快眠に関するテーマのを見た時には、寝てる間も温度は一定がいい→エアコンつけっぱなしを推奨していたが、この本ではタイマー利用してとあって、そこだけ違うなと思った。

2023/07/12

[ゼラニウム/フウロソウ科]

斜め読み

2023/06/25

[Takuya Nishida]

眠剤を使い始めたのでちょっと読んでみた。以前は処方された薬は直ぐに調べるたちだったのに・・・まあ、それが今の精神状態と言う事か。自分の状態には無難な処方だと思う。

2023/01/07