出版社内容情報
「旅する料理家」第一人者による世界のおそうざいレシピ集。本場の味を誰もが作りやすいレシピでお届け。旅する気分が味わる1冊。
内容説明
世界を巡り、食文化の研究を続ける「旅する料理家」の第一人者による世界のおそうざいレシピ集。タイの「ヤムウンセン」にはじまり、トルコの「ケバブ」やインドの「ビリヤニ」。日本でも話題の、エジプトの「コシャリ」やジョージアの「シュクメルリ」、イスラエルの「シャクシュカ」、マニアックなメキシコのチョコレート煮など…92品をご紹介します。
目次
アジア大陸(東南アジア;東アジア ほか)
ヨーロッパ大陸(西ヨーロッパ;南ヨーロッパ ほか)
アフリカ大陸(北アフリカ)
アメリカ大陸(アメリカ チリコンカン―牛肉といんげん豆の煮込み;アメリカ クラムチャウダー―あさりとじゃがいものスープ ほか)
著者等紹介
荻野恭子[オギノキョウコ]
料理研究家。栄養士。東京・浅草生まれ。若いころより各種の料理学校で世界の料理を学ぶ。世界65か国以上を訪れ、現地の主婦やシェフに料理を習い、食文化の研究を続けている。雑誌や書籍をはじめ、料理番組でも活躍。料理学校の講師や講演も手掛ける。世界の料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
41
“コシャリは「混ぜる」という意味のエジプトの国民食。米にパスタ、ひよこ豆、レンズ豆を加えて炊き、フライドオニオンとスパイス入りのトマトソースをかけて食べます。” 想像するだに、もっちもちの炊き込みごはん。パスタを折って一緒に炊くのね。著者が旅して暮して教わった家庭の料理。時折挟まれる当時の旅日記が楽しい。ポテトサラダのルーツがロシアとは知らなかった。今食べるならシンプルな味付けの、チュニジアのブリック(卵の包み揚げ)、アルゼンチンのエンパナーダ(肉入りパン)、ポルトガルの鱈とイカのホットサラダがいいな。2022/07/26
宇宙猫
15
★★★ 作ろうと思えばできそうだけど、普段使わない材料を揃えて作っても、正しくできているか判断がつかなさそう。ラム肉の料理が多いけど、手軽に買えないのが残念。日本だと主食のご飯や麺、パスタがたくさん載っているけど、主食は別なのかタイトルが適当なのかが分からない。どういう料理なのか軽くでも説明があると良かったな。2024/05/14
ルート
13
思いもよらない組み合わせの料理も多い。いろんな世界に、日常があるんだなぁ。誰かの日常の料理は、誰かの非日常な料理になるってことか。2022/06/28
ふじ
10
これ楽しそう!ついで借りをしたら2冊とも同じ料理家さんでびっくり。海外に行っては現地の料理を教わってくる、その変化を恐れぬバイタリティと、飽きることなく長年食を探求する好奇心に圧倒されました。載ってる写真があまりに異国。すごい。私なら世界の違いに驚きすぎて心臓持たない。メニュー自体は日本で再現できるようにアレンジされているので親しみやすそうです。でも読みながら気づいた、あまりに味を知らないメニューだと、私は食べる専門だ。2024/08/30
ぽけっとももんが
8
説明を読み、写真を眺め、レシピをみて脳内で手順を踏みながら味を想像する。想像がつかないものも多い。レシピは3行程なので実際に作るためではなさそう。料理名は現地の名前をカタカナなので、できればその意味を知りたかった。2022/09/16