出版社内容情報
伝説の家政婦・志麻さんが本当に伝えたかった料理上手になる方法! TVで大活躍の著者によるノウハウ満載の初の料理ルールブック。
内容説明
TVで大活躍!伝説の家政婦・志麻さんが本当に伝えたかった、レシピだけからは学べない39の知恵。
目次
1 心の準備編(「食べる」を大切にする。「作る」はもっとラクでいい;レシピに頼りすぎていませんか? ほか)
2 段取り&調理編(献立はメニューではなく、食材から考える;「同じものばかり作ってしまう」は、ひと工夫で解決できます ほか)
3 食材&調味料編(食材の「代用」を覚えると、グッとラクになる;くず野菜は捨てないで。使い道いろいろ! ほか)
4 調理道具編(調理道具は、「使いやすさ」ファースト;ざるは、ひとつで何役もこなします ほか)
著者等紹介
タサン志麻[タサンシマ]
大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業。ミシュランの三ツ星レストランでの研修を修了して帰国後、老舗フレンチレストランなどに15年勤務。結婚を機に、フリーランスの家政婦として活動開始。各家庭の家族構成や好みに応じた料理が評判を呼び「予約がとれない伝説の家政婦」としてメディアから注目される。現在は家政婦の仕事に加え、料理イベント・セミナーの講師や、レシピ開発など多方面で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
175
伝説の家政婦・志麻さん。既に何冊も出されているのね~TVでさり気なく素敵に料理される志麻さんを、いつも感心しながら「食べてみたい!」と思いながら拝見していた。この本は特別な事は書いてない。ちょっとしたこと、ちょっとした工夫を自然体で書かれている。この齢になると自分のルールで馴染んでしまった手順や料理ばかりの私だけれど(汗)全部取り入れよう!ではなく、出来そうな所だけでも取り入れるといいと思う。私の場合…まずは調理器具の断捨離からかな。2021/02/12
Kei
73
特に難しくはなく、平易な言葉で、やさしく極意を述べます。意外と、料理研究家の方々は、豪邸でこだわりの台所。有名番組の画面越しの志麻さんからは、その片鱗すら感じられず、普通で、とても好感が持てます。家政婦先のどんなお宅でも、おもねることなく、淡々。その姿勢は本作でも。自然体で背伸びすることなく、しかし、応用力をもって、料理に挑む。誰にでもできて、誰にでもできることではない。だから、伝説の家政婦さん。2021/02/09
ぶんこ
57
読んでみて「凄い!頭がいい人」と感じ入りました。還暦をとおに過ぎているのに「焼き色が付くまでは動かさない」と知ってはいたものの、何故かとは考えたこともなかった。この考えなかったことで、全く応用が効かなかったと判明。鍋と油を温めながら野菜を切る。炒めたり煮たりの間に洗う。志麻さんは常に考えながら動いています。野菜を炒めるのも、炒めた後にザルにあげて水気を切るなんて、目から鱗でした。塩をふるも、肉や素材の厚さによって加減する。当たり前なのに、考えもしなかった。読むだけで頭の体操になりました。2022/03/03
アイシャ
40
メディアから漏れ聞く噂のスーパー家政婦タサン志麻さんの本。サブタイトルが私の心を捉える。食事作りは毎日必須の家事の一つ。少しでも楽に、美味しいものを作りたいと思うからこれは刺さるよね。うまいなぁ。よその家のキッチンで、三時間で15品作る志麻さん。それは15年のフランス料理人としてキャリアが裏打ちする事だったとは。私はレシピを読むのが好きで意外とこれは家でも作れるんだと発見するのも好き。でもレシピ通りやるだけでは自分のものにならないのも良く分かってる。工程一つ一つはなぜ必要なのか考えることが必要なんだね。2021/08/31
みち
29
伝説の家政婦、志麻さんの本。レシピではなくて、彼女が基本にしているルールを披露している。家政婦の仕事では、作り置き料理を作るが、ご自身は殆んどその都度調理するらしい。一つ一つのルールは特別なものではないけど、きちんと守ることで、効率よく美味しい料理を楽しむことができるとのこと。参考にしたいと思った。2020/12/23