人気店が教える小さなバルの絶品レシピ

花本 朗/福本 智/高城 直弥【著】

河出書房新社（2012/12発売）

• サイズ B5判／ページ数 79p／高さ 26cm
• 商品コード 9784309283524
• NDC分類 596.23
• Cコード C0077

内容説明

バルの料理は、小さなキッチンでつくられているのに本格的で、提供もスピーディー。メニューのラインナップや、レシピの段取りがとてもよく工夫されているから、家飲みやおもてなし、ホームパーティーのときに役立つヒントがいっぱい！この本では、東京のバルの先駆けとして知られる人気店の店主３人が、家庭でも失敗なくつくれるバルレシピを大公開します。

目次

１　冷蔵庫にストック！いつでもおいしいつくりおき料理（キャロットラペ；ピスト　ほか）
２　とびきりのソースがいろいろなメニューのもとになる（タプナードソース；エスカルゴバター　ほか）
３　仕込んでおけばあとはかんたん、加熱して仕上げるだけ！（砂肝のコンフィ；マッシュルームのアヒージョ、海老のアヒージョ　ほか）
４　材料さえあれば５分でつくれるレシピは頼もしい！（焼きトマトのブルスケッタ；パン・コン・トマテ　ほか）

著者等紹介

花本朗［ハナモトアキラ］
１９７５年、福岡県生まれ。故郷でミュージシャンを志しながら飲食店で働くうちにフランス料理に目覚め、２００４年に渡仏。１年間の修業後、都内フレンチレストラン等を経て、２０１０年に「ｖｉｖｏ　ｄａｉｌｙ　ｓｔａｎｄ」に入社。高田馬場店を切り盛りしながら経営に携わり、全店舗のメニューを考案。ソムリエの資格も持つ

福本智［フクモトサトシ］
１９６８年、東京生まれ。商社、食材卸会社でサラリーマン時代を過ごし、その後、スペインバルを開きたいという夢の実現に向けて一念発起。酒販店やレストランで働きながら、ワインと調理に関する知識を積み、２００７年、高田馬場に「ＴＡＫＡＤＡｎｏＢＡＲ」、２０１１年には新宿に「ＥＸＯＴＩＣＡ」を開店

高城直弥［タカギナオヤ］
１９８０年、滋賀県生まれ。調理師専門学校を卒業後、ホテルやイタリア料理店を経て、世界を周遊するクルーズ船に料理人として乗船。帰国後は自分の店づくりに意欲を燃やす。２００８年、世田谷代田に「世田谷ＢＡＬ」、２０１１年には渋谷に２号店「ＲＩＳＯＴＴＯ　ＣＵＲＲＹ　ＳＴＡＮＤＡＲＤ」を開店（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[美登利]

バルは行ったことは無いのだけど、酒飲みには堪らない一冊です。似たようなお酒のおつまみになる料理は私も作ります。こうしたおつまみ系のレシピ本は初めてですが、この本は写真を観るだけでも価値があるというか！シェフたちは男性ならではのこだわりと応用力に溢れてる感じがします。小さなキッチンでの無駄のない動き、ササッと短時間で料理を提供するための秘訣。何種類かあるソースの作り方で、絶対作るぞと思ったのはエスカルゴバター。なんて簡単美味しそう。お酒呑みた～い！

2016/06/27

[☆ゆう☆]

バルというところは、お客様にスピーディに料理を提供するおもてなしが重要とのこと。そこで役立つのが作りおき料理。冷たいままでも美味しいもの、加熱する用に仕込んでおくもの。もちろんこれは家庭でも大いに活用できそうだ。保存期間も一週間とか、年単位のものもあったり、思っていたよりも長く保つものが多くて、仕込んで冷蔵庫に保存しておけば、いざというときに安心かもしれない。でもさすがに手が込んでいる料理が多かった。また、小さなキッチンを使いやすくする便利グッズや収納術も興味深かった。

2014/06/16

[きりぱい]

バルというのはスペインの、お酒と軽い食事が楽しめるバーみたいなお店。なのに一品目はキャロットラペでフランスメニューがきたよ。でもこれ一週間も日持ちする。しかも絞った水分の代わりにオレンジ果汁を吸わせるというのが良くて、基本のドレッシングもまた良さげ。キッシュにパン粉を入れると具が沈まないし、冷めてもへこまないというのもチェック。どの店も基本小さなキッチンということで、狭い中での使いこなし術も面白い。あとエスカルゴバター（エスカルゴは入っていないよ）は作るぞー。

2014/05/25

[寧々子]

小さなキッチンでもスピーディーに料理が提供できるってとこばかり興味を持ってたので、肝心なことを見逃してました。　バルのレシピなのでお酒にあう料理ばかりなんですねぇ～　お洒落で美味しそうな料理ばかりでしたが、お酒を飲まない私には心惹かれるレシピが少な目でした。　けどお酒を飲める人には堪らない料理ばかりだと思います～♪　おうちでも真似したい！小さなバルのキッチン使いこなし術は参考になりました！　洗ったまな板やトレーの水切りにスクレイトパーを使ったり、日持ちさせるために落としラップにしたりと、真似したいな♪

2014/09/23

[ぴーたん]

小さなキッチンでも手の込んだ料理をパパっと出せるコツが満載。ラタトゥイユのレシピが美味しいとのことで読んでみました。ナスの素揚げが必要とのこと…。もう少し手間ひまかけないレシピが読めたら良かったな。巻末の小さなキッチンの使いこなし術の「使ったトングやヘラなどは水をはったケースに入れると洗う手間が省ける」「スクレイパーでまな板の水気を切る」「タッパーに料理を入れる際、ラップを料理に振れるように保存すると酸素に触れずに保存期間が伸びる」ピックも気になりAmazonで調べました。買えるけど1000本は多いな〜。

2018/08/20