内容説明
焼き肉や辛い料理ばかりが韓国料理ではありません。韓国は世界有数の野菜食の国。薬食同源の思想に基づき、野菜をふんだんに使ったヘルシーでやさしい味わいの料理がいっぱいです。韓国精進料理の第一人者、ソン・ゼ尼に学び、また人間文化財、黄慧性さんの研究院で宮中料理を修めたチョンさんが、日本で簡単に手に入る食材を使ったとっておきレシピを紹介します。
目次
野菜の持ち味をいかす知恵料理 ナムル(和えもの)
野菜たっぷり、ボリュームおかず ジョン、チャプチェ(お焼き、春雨の炒め野菜和え)
作りおきに便利なおかず ミッパンチャン(常備菜)
食卓に欠かせない健康食 キムチ(漬けもの)
体調に合わせて味わう チャ(お茶)
滋養にみちたやさしい味わい パプ、チュッ(ご飯、粥)
しみじみおいしい クッ、チゲ、ミョン(スープ、鍋もの、めん)
チョンさんのとっておき精進料理のもてなしメニュー
著者等紹介
チョンテキョン[チョンテキョン]
韓国ソウル生まれ。梨花女子大学卒業。黄慧性韓国宮中飲食研究院および伝統餅菓教育院修了。1975年来日し、駐日韓国大使館勤務の傍ら、懐石料理、和菓子、フランス料理などを修得、テーブルコーディネイター資格や小原流生け花師範免許を取得する。79年韓国に帰国後、本格的に韓国宮中料理を研究。87年再来日し、日本で韓国料理教室を主宰。韓国農水産流通公社のキムチクラス講師、銀座HAN GA WI(ハンガウィ)ほかレストランのメニューコンサルタント、NHK文化センター講師など、韓国と日本を行き来しながら、韓国料理の普及につとめている
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