出版社内容情報
江戸~昭和の匂いを残す「東京の街かど」。近代的なビル群とのミスマッチから時空を飛び越えるような錯覚に陥るスポットを多数紹介。
内容説明
江戸や明治の名残り、力強い自然と地形、戦災の傷跡、いまなお息づく庶民信仰…。都会に潜む81のワンダースポットが過去・未来・外国…へ誘う!街歩きのお供に最適!
目次
1 独特の風情・景観に時がたつのを忘れるスポット
2 気にもとめず通り過ぎていた―じつはすごいスポット
3 過去・未来・異国…“時間旅行”を楽しむスポット
4 いっけん奇妙。でも深い「いわれ」をもつスポット
5 先人の深遠な想いや技術に圧倒されるスポット
6 マニアックだけど知れば心揺さぶられるスポット
7 けっして忘れられない―歴史を秘めたスポット
著者等紹介
岡田英之[オカダヒデユキ]
1977年、神奈川県生まれ。メーカーなどで活躍するも、幼い頃からの歴史好きが高じ、一念発起して「歴史と文化の案内人」としてフリーで活動を始める。株式会社歩き旅応援舎と組んでの、古地図や浮世絵などを用いた江戸・東京散歩や、旅行会社の依頼を受けての街歩きツアー、テレビ番組の出演依頼をこなしながら、活動の幅を広げる。また、独自の視点での博物館や美術館の歴史展示の解説案内、鎌倉などの古都の散策案内、歴史講座なども展開。併せて、Twitter、FacebookなどのSNSを活用し、情報発信や交流も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
6
風景に溶け込んでいて気が付ないがよく見れば見つかる旧跡 街歩きのときのアクセントに探してみるもよし2023/11/30
Micky
2
ヤン・ヨーステンの記念像が、八重洲地下街の中にある。日本名「耶揚子(やようす)」となまえが与えられてたとのこと。で、やようす➡︎八代洲(やよす)。もうお分かりのように八重洲なんですね。でも昔は今の丸の内辺りが本来の八重洲だったようです。東京は至る所に江戸時代の景観がある。神社、石垣枚挙にいとまがない。街歩きのついでにちょっと立ち寄ってみたい。2024/07/08
らっかせい。
1
東京には縁遠いけれど、東京に行くことがあれば本書を片手に歩いてみたい、と思わせる。 東京圏在住者はぜひ手にとってみて欲しい一冊。
A.KI.
1
都内に残る旧跡をテーマに沿って紹介する一冊。有名なものから、知らなければ絶対に素通りしてしまうもの、あるいは見つけられないものまで、現役の建築や神社はもちろん、路地や石垣、橋の欄干など、大小さまざまに取り上げていて、行ってみたいと思うところもいくつか。写真がオールモノクロなのがちょっと残念なのだが、現地を訪ね歩いてということで。2019/04/05
kaz
1
23区内の意外な高低差、意識していないとつい通り過ぎてしまう旧跡等、ぶらりと散歩するときにちょっと頭に入れておきたいミニ知識を紹介。住所が記載されているので検索は容易だが、地図があればもうちょっと読みやすい。2018/03/17