出版社内容情報
華麗なる英国貴族のカントリー・ハウス、一挙公開!! イングランド、スコットランドの名館、全42館! 本邦初公開多数!
内容説明
大英帝国の繁栄と富の象徴・豪華絢爛な英国貴族の住まい。邸宅の内部、貴重な絵画、美術品、インテリアまで。カントリー・ハウス一挙公開!英国史・英国文学を彩る至宝の数々。
目次
イングランド(アドリントン・ホール;オールソープ;ビーヴァー・カースル;ブレナム・パレス;ボウッド・ハウス ほか)
スコットランド(アボッツフォード・ハウス;ブレア・カースル;ブレアファン・カースル;コーダー・カースル;カレイン・カースル ほか)
著者等紹介
増田彰久[マスダアキヒサ]
1939年、東京生まれ。写真家。兵庫県立芦屋高校、日本大学芸術学部写真学科を卒業。大成建設を定年で退職後、増田彰久写真事務所を主宰。日本写真協会、日本旅行作家協会会員。50年にわたり明治・大正・昭和の戦前に建てられた日本の西洋館を撮り続ける。1983年に第33回日本写真協会賞年度賞、1985年に第9回伊奈信男賞、2006年に日本建築学会文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
20
★★★ ”凄い”の一言。見学に行くと、こんなに光にあふれてなくて写真のように絢爛にはみえないんだけどな。こんな家で育ったら庶民と違う人間ができるよね。図書室で上の本を撮るための移動式螺旋階段が素敵。お屋敷の階段のミニチュアだもの、ため息が出る。2021/07/22
山猫
14
宇宙猫さんから。たしかに「どんだけライト焚いたんだよ?」と言いたくなる写真が多い。 ハドンホールってあのミントンのハドンホールか?と思ったらまさしくそれ。なんでも「近年日本人が詰め掛けるようになった」とあるが、いつの近年だか。何しろバブル後、ミントン社は消滅したんだから。あのハドンホール柄を知る日本人は少なくなったし、今更訪ねて行くこともなかろう。2021/08/06
timeturner
5
超重くて読む姿勢が限定されるけど、城館の大きさが迫ってくる大判で見応えがある。細部の装飾や美術品もよく見える。人の住まいの範疇を遥かに超えた大聖堂のような装飾や規模は、神に近づこうとする野心の発露と見えなくもない。実際に暮らすのは寒くてつらかったろうな。2020/01/20
takao
1
イングランドとスコットランドのカントリー・ハウス2021/10/10
toriko
1
城の写真と解説が色々あって面白かった。あと、本はどでかいです。ただ最後方にあるそれぞれの城の解説、城の写真の頁も載せて置いてくれ、と思いました。どの城がどれなのか覚えきれていないので、写真をさかのぼるのに最初の索引から探し出さなければならなかったのが手間でした。2021/10/05